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伝える力~求む・魔法使い

先日(も)、とある事業会社様からこのような回答(見送り)をいただいた。

見送りメールより

これはいわゆる公募形式で、プレゼンしたのが2月でそれ以降の後追いが不可だったので、プレゼン当日の最大限に築いた「期待感」は忘れられてしまう可能性が大、だとは思っていた。何しろ、当社のサービスは体験しないと記憶に残らない。後で紙を見返しても紙からは何も彷彿させることができず、それはダメなのだ。わかってるが世間のルールは基本は紙と口頭。。

上の記事でも書いた通り、当社もこのサービスのスゴさを一人でも多くの人に知ってもらおうと、様々な手法はトライしてきた。一通りの広告、人海戦術のテレアポ、媒体を絡めたPR、オフラインイベント、インフルエンサーを絡めたSNS活動、などなど。どれもうまく行かず、要因を私なりに分析した結果が、「体験無しには何も伝わらない」だった。そこで、コストを一点(実際に体験してもらう体験会の開催)に集中して、それが(時間がかかりすぎて)費用対効果に見合わず、今のところは、最後の手段「HMDが流行るまでの様子見」となっている。

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最後の手段という意味は、我々のようなスタートアップは大手と勝負する際には「スピード」しか勝ち目はない。資本力もネットワークも大手企業とは比べ物にならないので、ヨウイドンで戦ったら、絶対に勝ち目はない。大手さんは上記のアドバンテージを常に持っているので、後出しでも十分に勝機がある。だからこそ、スピード重視でとにかく先に世に出し、全力でベットして、ユーザーの声を直で聞き、後追いでクオリティを上げ続け、徐々に市場が立ち上がるかなぐらいのタイミングで一旦のPMFに至り、更に馬力をあげてベットする。どこかのタイミングで大手さんが参入すると一気に市場が立ち上がり、ビジネスとして成立する。かもね。
何が言いたいのかと言うと、様子見をすることで、最大のアドバンテージであった「先行優位」の可能性を手放してしまうことだ。相変わらず、誰もこの市場に注目していなければそれはそれでよいのか悪いのかだが、この間に、キッチリとリサーチと開発を重ねてきた大手さんがどこかのタイミング(それはつまり当社の様子見と同じ)でドカンと勝負をかけ始めると、これは追い付けない可能性が高くなる(現時点でのアドバンテージは多々あると思いつつ)。

自分で自分に期待

このnoteでも何度か書いているが、実際にHMDを被ってもらって、当社のサービスを体験すると、ほとんどの方が喜び、驚き、感動する。これは紛れもない事実。2000~3000人は直接、私が見てきた。そしてこれは、残念ながら、2024年4月の今でもそうだ。状況はこの3年ほど、ほぼ変わってない。

ということで、魔法使いの方に、このサービスを一発で多くの方に浸透させる魔法を教えてもらいたいと思って募集している。急募w
実際に足を運んで、VRゴーグルを被ってもらって、【どこでもドア】を試しに体験してみると、一発だが、これが意外と時間とお金がかかる(どこでもドア自体と真逆なことをしている矛盾w)。一時期、VRゴーグルを郵送するパターンもやってみたが、スマホを初めて使った時の「面倒くささ」と同様で、今は誰もが「めんどくさっ!」となってしまって、その先のコンテンツに触れる前に邪魔な印象しか与えないので数百人でやめた。。

急募

引き続き、チャンスがあればいろいろな方に試してもらいたい。最近は、福岡市のスポーツチームとよく接触しているが、それはまた別の機会に。


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