ベートーベン:ヴァイオリンソナタ 第1番 ニ長調 Op.12-1

00:00 I. Allegro con brio
05:57 II. Theme and Variations: Andante con moto
13:11 III. Rondo: Allegro

演奏者ページ Corey Cerovsek (violin)
Paavali Jumppanen (piano)
公開者情報 Boston: Isabella Stewart Gardner Museum
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヴァイオリンソナタ第1番 ニ長調 作品12-1 は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが1798年頃に作曲したヴァイオリンソナタ。作曲者のヴァイオリンソナタの第1作であり、第2番、第3番とともに師であるアントニオ・サリエリに献呈された。3曲とも「ヴァイオリンの助奏を伴ったクラヴィチェンバロまたはピアノ・フォルテのためのソナタ」と記されていて、ピアノに重きが置かれている。

全体的に明るい曲想であり、しばしば演奏会で取り上げられ、人気も高い。

曲の構成
全3楽章。演奏時間は約20分。

第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ
ニ長調、4分の4拍子、ソナタ形式。
冒頭からヴァイオリンの重音奏法で主和音が現れる。ピアノの名手としての作者らしく、アルペッジョの急速な進行が随所に盛り込まれている。

第2楽章 主題と変奏:アンダンテ・コン・モート
イ長調(第3変奏はイ短調)、4分の2拍子、変奏曲形式。
主題と4つの変奏からなる落ち着いた曲想の楽章であり、イ短調の3連符が伴う変奏で対立を際立たせている。

第3楽章 ロンド:アレグロ
ニ長調、8分の6拍子、ロンド形式。

楽曲が用いられた作品
仮装集団 - 山崎豊子の長編小説。東京体育館で行われたサベーリエフのヴァイオリン演奏会の中で登場する。
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