リムスキー・コルサコフ:交響組曲(交響曲第2番) 「アンタール」 作品9

In this video, we'll be exploring the music of Nikolai Rimsky-Korsakov's Antar (formerly: Symphony No. 2).

This symphonic suite is one of Rimsky-Korsakov's most famous works, and it's based on the story of Scheherazade. We'll be examining the music and discussing the significance of this beautiful piece of classical music.

00:00 I. Largo - Allegro - Allegretto - Largo
11:45 II. Allegro
16:56 III. Allegro risoluto
22:38 IV. Allegretto - Adagio

エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団
1954年6月録音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

『アンタール』(露: Антар[1])作品9は、ニコライ・リムスキー=コルサコフが1868年に作曲した管弦楽作品である。当初は交響曲第2番嬰ヘ短調『アンタール』として作曲されていた。その後1875年と1897年に2度の改訂を行っているが、第3版(1897年)で交響曲でなく交響組曲とされた。今日演奏されるのは第3版であるが、「交響組曲」としてよりも「交響曲第2番」として扱われることが多い。1875年版が出版されたのは翌年(ベッセル社)だったが、1897年版は作曲者の死後に出版されている。

曲は4つの楽章からなり、6世紀アラビアの詩人アンタール(アンタラ・イブン・シャッダード(英語版))の見る夢と、彼が夢の中で実現を約束される3つの願望を表している。『シェヘラザード』同様、リムスキー=コルサコフ好みの東洋趣味あふれた作品である。また、中東の民謡などが実際に曲中で主題として使われている。

初演
1876年にサンクトペテルブルクにて初演(第2版)

楽器編成
以下の編成は第3版にもとづく。

フルート3、ピッコロ(第3フルートの持ち替え)、オーボエ2、イングリッシュホルン(第2オーボエの持ち替え)、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン2、バストロンボーン、チューバ、ティンパニ(3台)、トライアングル、タンバリン、大太鼓、シンバル、タムタム、ハープ、弦五部(第1ヴァイオリン(16人、ソリあり)、第2ヴァイオリン(14人、ソリあり)、ヴィオラ(12人)、チェロ(10人、ソリあり)、コントラバス(8人))

標題のあらすじ
現世をはかなんでパルミラの廃墟に隠遁していたアンタール。彼はある日、一頭のカモシカを襲う巨大な鳥を槍を投げつけて追い払う。カモシカの正体はパルミラの妖精の女王ギュル・ナザールであった。彼は夢の中で女王の宮殿に招待されて、彼女から礼として「人生の3つの喜び」を贈ると約束される。

構成
第1楽章「アンタールの夢」
Largo(廃墟の描写、アンタールの主題) - Allegro(女王の主題、鳥の攻撃と撃退) - Largo - Allegretto(宮殿の描写) - Adagio(女王とアンタールの会話) - Allegretto(宮殿の描写) - Largo

第2楽章「復讐の喜び」
Allegro - Molto allegro - Allegro - Molto allegro

第3楽章「権力の喜び」
Allegro risoluto alla marcia

第4楽章「愛の喜び」
Allegretto vivace - Andante amoroso (再び人生に疲れ果てたアンタールは、女王との愛の喜びの中で死んでいく)
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