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シューマン部屋

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2022年8月の記事一覧

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シューマン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調, Op.63

00:00 I. Mit Energie und Leidenschaft 13:37 II. Lebhaft, doch nicht zu rasch 18:46 III. Langsam, mit inniger Empfindung 25:25 IV. Mit Feuer ロベルト・シューマンのピアノ三重奏曲第1番ニ短調作品63は、1847年6月に妻クララの誕生日を祝って書かれた。ロマンティズムに満ちた作品で、確固とした構成力と緻密な展開法をもった感情の動きを表現している。 メンデルスゾーン作曲のピアノ三重奏曲第1番ニ短調とともに前期ロマン派を代表するピアノ三重奏曲である。 楽曲構成 第1楽章:精力と情熱をもって (Mit Energie und Leidenschaft) 独り言をつぶやいているようなピアノ伴奏に乗った、物憂い弦楽の第1主題で始まる。つづいて、情熱的な付点音符の楽句が現れ一気に音楽が盛り上がって行き、優美な長調の第2主題が現れる。展開部の途中で、突如として美しい旋律が、まずピアノで現れ弦に引き継がれる。再現部を経て、その楽想が追憶の形でわずかに顔を覗かせたのち、最後は、主和音を引き延ばしながら謎めいた終わり方で結んでいる。 第2楽章:生き生きと、しかし速すぎずに (Lebhaft, doch nicht zu rasch) シューマンらしい付点音符の上昇音型から成る躍動的なスケルツォ。トリオは一転して雲の上を歩くような浮遊感のある音楽。 第3楽章:ゆっくりと、心からの感情をもって (Langsam, mit inniger Empfindung) 抒情的で美しい音楽。彼の第2交響曲の緩徐楽章を思い出させる深い哀愁と内面性をもっている。 第4楽章:熱情をもって (Mit Feuer) 哀愁ただよう前楽章から一転して、祝祭的な明るく弾む第1主題で開始する。第2主題は一転して哀愁を帯びた旋律。第1主題も現れて祝祭的な気分を盛り上げるなかで、途中、何度か顔を出す第2主題の悲哀が見事なコントラストをえがいている。最後は白熱的なコーダで曲を閉じる。 演奏者ページ Claremont Trio (Piano Trio) 演奏者 Emily Bruskin, violin; Julia Bruskin, cello; Donna Kwong, piano 公開者情報 Boston: Isabella Stewart Gardner Museum 著作権 Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivs 3.0 [tag/del] #schumann,#ピアノ,#シューマン,#ピアノ三重奏曲,#robertschumann,#schumannresonance,#schumannfrequency

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シューマン:交響曲第3番 変ホ長調, Op.97「ライン」

00:00 1. Lebhaft 08:54 2. Scherzo: Sehr mäßig (in C major) 14:00 3. Nicht schnell (in A♭ major) 19;18 4. Feierlich (in E♭ minor) 23:60 5. Lebhaft 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ロベルト・シューマンの交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」(Sinfonie Nr. 3 Es-Dur op. 97 "Rheinische" )は、1850年に作曲され、1851年2月6日にデュッセルドルフにおいてシューマン自身の指揮によって初演された。シューマンが完成させた交響曲としては、実質的には4番目で最後のものに当たるが、2番目のものは後年改訂出版されて「第4番」とされたため、第3番に繰り上がった。「ライン」の副題はシューマン自身が付けたものではない。演奏時間約35分。 日本初演は1927年9月25日、日本青年館にて近衛秀麿と新交響楽団によって行われた。シューマンの交響曲の中で最も早く日本で演奏された。 作曲の経緯など 1850年頃のシューマン《ダゲレオタイプにて写真撮影》 1847年5月に長男を失い、11月、盟友であったフェリックス・メンデルスゾーンの死によって、シューマンは打撃を受けた。しかし、フェルディナント・ヒラーの後任としてドレスデンの男声合唱団の指揮をすることになり、シューマンはこれを混声合唱団に拡大するなどして力を注いだ。 1849年5月にドレスデンで革命蜂起(ドレスデン五月蜂起)が起こると、シューマンは心情的には自由主義の立場にあったが、精神障害や家族の安全のこともあってマクセンに避難する。この間、革命的な音楽や行進曲を作曲している。さらに、8月のゲーテ生誕100年記念祭に向けて、『ゲーテのファウストからの情景』の作曲をすすめ、ピアノ曲集『森の情景』を完成させた。 1850年、再びヒラーの後任としてデュッセルドルフの管弦楽団・合唱団の音楽監督に招かれる。9月に同地に到着したシューマン夫妻は盛大な歓迎を受けた。シューマンはライン川沿岸を好んで散歩し、9月と11月にはライン川上流に位置するケルンにも足を延ばした。壮麗なケルン大聖堂に感銘を受け、折しもこの時期に挙行されたケルン大司教ヨハネス・フォン・ガイセルの枢機卿就任式の報に接し、交響曲の霊感を得たという。シューマンは同11月にチェロ協奏曲を完成させると、ただちに交響曲の作曲に取りかかって、12月には完成している。「ライン」の副題は、シューマン自身が付けたものではないとしても、シューマンがライン川の川下りやそれを取り巻く環境に大いに触発され、その音楽もまた関連が深いことは間違いなく、第1楽章(ローレライ)、第2楽章(コブレンツからボン)、第3楽章(ボンからケルン)、第4楽章(ケルンの大聖堂)、第5楽章(デュッセルドルフのカーニヴァル)と関係が深くなっている。 #シューマン #schumann #robertalexanderschumann #ライン

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シューマン:幻想曲 ハ長調 作品17

00:00 I. Durchaus phantastisch und leidenschaftlich vorzutragen 12:11 II. Mäßig 19:31 III. Langsam getragen #schumann,#シューマン,幻想曲,#robertschumann,#schumann frequency,#schumannresonance

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シューマン:交響曲第2番 ハ長調, Op.61

00:00 I. Sostenuto assai - Allegro ma non troppo 11:06 II. Scherzo 19:31 III. Adagio espressivo 29:31 IV. Allegro molto vivace 演奏者ページ Orchestre national de France (orchestra) Carl Schuricht (conductor) 公開者情報 Paris: Radiodiffusion-télévision française, 1955. Reissue Schattdorf: Gagnaux Collection 著作権 Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivs 4.0 [tag/del] 備考 Recorded 1955 September 21, Septembre Musical de Montreux, Salle du Pavillon (picture on the right: Carl Schuricht, Paris, april 1949, extract of a PARISENIMAGES photo, Numéro d'image: 73308-5, Numéro d'inventaire : LIP-2324-016) #symphony,#schumann,#シューマン,#symphonylyrics,#cleanbanditsymphony lyrics,#cleanbanditsymphony