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ポケカスタートデッキ改造案① ビクティニex編

はじめに

【この記事では、ビクティニをいじる表現が点在します。苦手な方すみません】

こんにちは。小鳥遊です。
先日ポケカを始めた友達Iくんのために、デッキの改造案を考えてきました。

最近のポケカは親切で、500円でデッキが販売されています。

安い。デュエマは同値でもっと強いけど

さて。でもこれだけ種類があっては、どれにすれば良いのかわからない人も多いかと思います。
せっかく買うなら強いやつがいい……好きなポケモンを活躍させたい……なんで氷タイプが水タイプ扱いなの……等々。

結論から言うと、ジュナイパーとゲッコウガは、汎用カード多めに収録されていていい感じです。

が、そんな親切極まりない私の忠告を聞き入れることなく、友人Iくんはこちらを手に取りました。

ビクティニex。今回の主役です。

BW世代のIくんは、一切の躊躇もなくコイツをレジに持って行きました。
このビクティニexとの対決の遍歴を綴っていこうと思います。

ビクティニexデッキの基本知識

HP

前提としてこのポケモン、かなり弱いです。
まずはHPを見ていきましょう。

190。ポケカを知らない人向けに解説しますと、これは低い部類です。
スタートデッキの同期と比べても、この有様です。

しかも彼らには、ベンチ狙撃や手札補充など優秀な技があります。が、ビクティニにできるのはせいぜいベンチに引きこもることだけ。
これでは戦況を動かすことは難しいでしょう。

ワザ

次にワザ。
「ひるがえす」については触れたので、「ビクトリーフレイム」について。
炎炎無で220ダメージ、次のターン技が使えない。

なんでしょうかこれ。子供が火遊びしてたら服とか燃やしちゃったみたいなこと言ってますね。

ポケカを知らない方略、三つエネルギーが必要な場合、基本的には3ターンかかると思ってください。
現環境で三つエネルギーが要求されるワザは、非常に強力なものが多いです。

ほぼ同じ性能で260ダメージ。40の差はとても大きい。
自傷ありとはいえ280は破格。エネルギーは揃えにくい。

これらと比べ、ビクティニがメインアタッカーとして活躍することは何かの劣化にしかならず、環境はおろか身内での楽しいポケカにすら支障をきたしかねないと思いました。
そこで私が着目したのは、「ひるがえす」です。

福神漬けビクティニ

ひるがえす。30ダメージを与え、ベンチに戻ることができる効果です。
これだけではなんの意味もないチキン技ですが、これを他ポケモンと組み合わせると……?

こちらをご覧ください。

ポケカあるある・カードでは強い

ポケカの環境というものは、強力な特性の応酬。
強い特性を持つポケモンはそれ即ち強いカードで、それ故に特性以外の基礎ステータスは控えめ(Cは上がらないよ)であることが常です。

例。毎ターン好きなカードをサーチできる。

しかしこのテツノイバラex、バトル場にいる際お互いの特性を殆ど封じる特性を持っています。

つまり、ビクティニのひるがえすでテツノイバラに繋げて番を返せば、相手は特性を封じられた状態での展開を強制されます。

バトル場から追い出せば良いので、「ボスの指令」などで他のポケモンを引っ張り出せば解決ですが、そんなことに指令を使わせた時点で勝ちと言えるのではないでしょうか。しりませんけど

よって、ビクティニのエース運用はバッサリと諦め、イバラに繋げる福神漬けのような裏方に専念してもらうことにしましょう。赤いし。

さて。方向性が見えてきました。実際にデッキを組んでみましょう。

デッキを組んでみよう

メインアタッカー

メインアタッカーにグレンアルマexを採用しました。ちょうどカジュアルバトル向きの性能をしているポケモンです。

青天井火力!

炎エネルギーをつければつけるほど火力が上がっていくポケモンです。さらに特性のおかげで実質的な耐久も340相当!

しかしその技の仕様上、早い段階からドンドン殴っていけるポケモンではありません。そこで、ビクバラ(ビクティニテツノイバラ)の2人の出番です。

ビクバラの2人が相手のあれやこれやを邪魔しながら時間稼ぎをして、グレンアルマの準備を進めるといった設計になります。

システムポケモン

続いてシステムポケモン。グレンアルマです。

またかよ!

彼は非常に優秀な特性を所持しています。
ベンチに溜まった炎エネルギーを、バトル場に転送することができます。無制限に。

よって、「マグマの滝壺」などでエネルギーを溜めて溜めて、グレンアルマexが殴る際に必要な分だけ転送してあげましょう。
「ルールを持つポケモン」ではないので、テツノイバラの特性にも引っかからないのも地味にグッド。

他にも、サブアタッカーにソウブレイズを採用。

かっこいいよね

以下、ちょっとポケカ勢っぽいことつらつら書き連ねるので興味ない方は読み飛ばしてください。

かがやく・エーススペック枠

かがやく枠はリザードンにしましたが、ゲッコウガも大いにありだと思います。今回はIくんがたまたまリザードンを持っていたのでこちらに。
滝壺を毎ターン使いたい場合と、終盤の火力どちらをとるかで変わると思います。

エーススペックはキャッチャーとアロマで悩みに悩みましたが、今回はこっち。
キャッチャーは自分の身内レベルに合わなかったのと、何しろ高いので人に勧めにくいのです。
いくら社会人とは言え、カード一枚三千円弱するよーと言われると尻込みするのもやむを得ない。

で、ビクティニ要る?

さてここまで読んでくれた方はこう思うのではないでしょうか。
私もそう思います。いえ、ビクティニが必要な理由をでっち上げますからもうちょっと聞いてください。

最初からテツノイバラ出しときゃいいのでは?

これですね。これに関しては、ひるがえすの30ダメージが案外バカにできないぞと反論させていただきます。
例として、エネルギーを5枚つけたグレンアルマが鉢巻発動時バズーカした場合、ダメージは
40+(40×5)+10=250となります。

が、ここに「ひるがえす」の30ダメージが加わると、280ダメージ。上記のピジョットexや全てのVSTARポケモンを倒すことができます。

よって、ひるがえすは無駄ではありません。

俺もそう思う

ビクティニが狙撃されたら相手にしてみればボーナスサイド2枚では?

これに関しては言い逃れできません。
それを読んでカウンターキャッチャーやまけんき鉢巻、あるいはボタンを採用するってのはどうかな。

キミ自身の手で、ビクティニをなんとかしてみよう!



まとめ

スタートデッキは、性能が控えめになっています。
それはきっと株ポケさんとしても、こうしてデッキを改良していくことの楽しさを味わって欲しいから、だと思います。しらんけど

身内で遊ぶには楽しめるデッキであることは確かです。なかなか面白かったので、このシリーズ続けていこうかな。

小鳥遊でした。

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