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月報 6月に読んだ本

 梅雨ですね! ずっと雨で、全く洗濯物が乾かなくてげんなりしております。あ、布団乾燥機の出番かも。

 6月は好きな作家の新作が出たのでウキウキと買って読みました。

noteでもお馴染み、柞刈湯葉さんの新刊!『幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする』新潮文庫ネクスト、湯葉先生の作品の中では一番好き。ふんわりSFテイスト、謎解き要素も青春小説要素もほどよくあって、万人に勧めやすい。

柞刈湯葉著

『恐怖を失った男』M・W・クレイヴン/山中朝晶訳/ハヤカワ文庫NV
 ワシントン・ポーシリーズの著者が新しいシリーズを出したとかで、つい買ってしまった分厚いハヤカワ文庫NV。NV買うの久々でした。普段JAかSFかFTなので。ミリタリ要素多めハードボイルドで、面白くはあったし続きも読むと思うのですが、死者多数につき読む人を選びそう。主人公が暇さえあれば栄養補給と称して甘い物食べてるのと、紅茶が好きなのがお気に入りです。防弾チョッキは今でもケプラー繊維なんだな~と感動しました。

『恐怖を失った男』とヴィンサガの新刊


2024.6 読んだ本

『鋼鉄紅女』やっと読めました! これも充実の読書体験。翻訳が中原尚哉なのでお馴染みのテイストで凄く良かった……、好き……。中華テイスト巨大ロボSF。五行相克図と四神ロボの変形形態が乗っている口絵が素敵。あと女系1:男系2のトリオで(SFなんで「女性」で良いのか確信がない)、モノガミーじゃないのが好き。纏足の習慣等が強制されたり差別ゴリゴリの社会環境だったりと、ふた昔前の中国っぽい舞台で、今現在そういうのでしんどい方にはおすすめできない。私も昭和を思い出してPTSD出そうでした。かなりアニメっぽいので、そのうち映像化されないかな。続刊も翻訳されますように。

 7月は福音館の「たくさんのふしぎ」シリーズから新発見の鉱物・北海道石の本が出るので予約してあります! 楽しみです! 

 



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