2023年をともに過ごしたもの(コクトーとトリニティリング)
私にとって2023年は、カルティエのトリニティリングと共にある。
2022年が「ようやく認められた年」であった私にとって、2023年は飛躍の年にするべきだった。
目指すべきは僭越ながら、ジャン・コクトー。
「芸術のデパート」と呼ばれるほど多岐に渡って活躍しており、美術にしても、映画にしても、ファッションにしても、1900年代前半のアートに触れようとすると必ず彼の名にたどり着く。「すべての道はローマに通ず」ということわざがあるけど、「すべてのアートはコクトーに通ず」と言っ