ASTRONEER/”テザー”のもつ「履歴」としての役割
▼ 書くこと
- 『ASTRONEER』とは?
- ”テザー”というアイテムが果たす機能的な役割
- 「未知の惑星の探索」における”テザー”のもう1つのゲームデザイン上の役割
▼ 『ASTORONEER』とは?
- 25世紀の(宇宙)ゴールドラッシュ時代を舞台に、宇宙の辺境にある惑星を探索していくゲーム(公式トレイラー)
- ゲームデザイン上の課題として【「未知の世界」を探索する中で、どのように「探索した場所/してない場所」を判断させるか】ということが挙げられる
▼ ”テザー”というアイテム
- ”テザー”は地面に設置することで「一定範囲内」にいるプレイヤーに酸素を供給してくれるアイテム。(惑星に酸素はなく、酸素を供給するアイテムは探索をする上で必須になっている)
- この「一定範囲」が非常に狭い(半径10-15m程度)。”設置した周囲の探索”しかできないバランスになっている
- このような効果になっていることでプレイヤーは「探索したい」と思った経路・場所に対してどんどん”テザー”を設置していく
▼ ”テザー”のもう1つのゲームデザイン上の役割とは?
- プレイヤーが設置した”テザー”は、「未知の惑星」の中にはっきりと「プレイヤーがどの経路・場所を探索したか」という「履歴」として残る
- この「履歴」により「こっちはもう探索済みか」「まだあそこは探索してないな、行ってみよう!」と迷うことなく判断することができる。
- これは「未知の惑星の探索」という体験の提供において、土地勘のなさから起こりうる「どこまで探索したのか分からない」という課題を解決するものになっている
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