ファイナリストプレゼン・ロールモデル賞 松田稜平さん（株式会社ライトライト）【2024年開催レポート】

2025年には、全国の経営者の約6割が60歳以上となり、127万事業者が廃業の危機に陥る時代が来ると言われています。
その中で私たちは、地方の小規模事業者を対象とした事業承継をサポートする「relay（リレイ）」というサービスを行っています。

プレゼンの様子

私が担っている業務は、事業承継に取り組む自治体、商工団体との連携や、売り手さんと買い手さんをマッチングするコーディネートです。自治体や、事業承継引継支援センターなどで、自分の機動力や人なつこさを生かして、登壇や折衝をしています。
これまでに、伊豆大島に提案書を持って行って、町長に直談判して契約を取ってきたり、自治体との調印式に、代表の代理として出席することが前日に決まり、急きょ日帰りで北海道に行ったりしてきました。

私の役割は、全国に「リレイ」のファンを増やしていくことです。宮崎からそれができることを証明できるような人間になっていきたいと思っています。
今、自治体の満足度アップが会社の売上にも通じています。つまり私が全国を飛び回って、そこにある課題を見て、聞いて、触れて、それを会社に還元するという、私の成長と会社の成長がリンクしているのが、今の「リレイ」の状況だと自負しています。自分が成長すれば会社も成長すると信じて頑張っています。

コーディネーターとしては、5件の事業承継のサポートを担当、実現させています。

成功事例を自分が身につけ、それを宮崎や地方から全国に持っていくことが、全国を駆け回っている私ができる唯一の役割だと思っています。

ただ私も、上長に泣いて「できません」と言った過去もあります。それでも今こうやってここに立たせていただいているのは、弱さを認めて、それを受け入れて、その上で成長のチャンスを逃さないように挑戦をし続けているからではないかと思っています。

「『リレイ』を使って一番よかったなと思うのは、松田くんに出会えたこと」
最初に事業承継をサポートさせていただいた案件でいただいたこの言葉が、僕の原点です。こういう言葉をまたいただけるように、これからも頑張っていきたいです。

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こうしたルーキーのプレゼンが聞ける、ルーキー・オブ・ザ・イヤーin Local 2025は1月11日(土)に開催決定！
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