ウルトラマンフェスティバル回想録
こんにちは、アークです。
早速ですが皆さんウルトラマンフェスティバルはご存知でしょうか。
かつて毎年夏、池袋で開かれていたウルトラマンのイベントのことです。
え?今でも毎年夏にウルトラマンのイベントが池袋でやってるって?いやあれはウルトラヒーローズEXPO サマーフェスティバルですから。
そう似て非なるものなのです両者は。
で、ウルトラマンフェスティバルが復活しそうにないのと、ウルフェスを知らない新規ファンが多くなってそうなので、ここらで覚えている限りの情報を書き留めておこうと思いまして。
というわけで本文へo(o|o)/
1.チケット
ウルフェスはね、大前提としてここが違うんですよ。なんとウルトラマンフェスティバル、当日券アリです。しっかりロゴが印刷されてるやつが。
これを知っていると予約してLAWSONで発券するウルサマの制度に味気なさや不便を感じちゃうんですよね。
あとお値段も今と比べるとお安かったですね。
大体1000円値上がってる!正直私もビックリしてます。マジか。
2.入場
いいですか、落ち着いて聞いてください。
ウルフェス、終日滞在可能です(もちろん途中退出もありです)。
流石にステージ観覧は1チケット1回ですが、それにしたってめちゃくちゃですよね今から見ると。
え?ずっといてもウルトラショットくらいしかやることないだろって?いやこれがね、あるんですよ、やること。後で書きますけどね。
3.展示
ウルフェスには毎年何かしらのテーマがあって、年によってはそのテーマに沿った展示がされていました。
例えば
07年のウルフェスはウルトラセブン40周年ということでウルトラ警備隊基地や、ウルトラセブンに出てきた怪獣・宇宙人がメインで展示されていました。(太古の記憶で警備隊の展示の記憶はあるんですけど入口で泣きわめいてしまったんですよね...)
14年においては、光の国への観光、というお題目で、光の国っぽい展示がなされていたり、M78ウルトラマンが多く飾ってありました。(筆者が最後に家族で行ったウルフェスです)
他にもボールプール等の体験型展示があったり、ナース型の列車に乗って見る展示があったりと、バラエティ豊かな展示がウルフェスにはありました。
4.様々なコーナー
なんか上手いこと纏めようとしたらやたらアバウトな表現になってしまいました...。
ウルフェス時代は(記憶が正しければ)途中退出口手前の開けた所に色々ありました。
代表的なのはアイスでしょう。
いやー私これを食べるのが毎年毎年楽しみでしてね、味とかどうでもよくて(いや美味しいんですけどね)そのキャラの概念を食べてる感覚がたまらなかったんですよ。懐かしきかな...。
他にもウィンドウワッペン制作コーナーとかなりきりムービーコーナーとかありましたね。
それぞれなんぞや??とお思いの方に参考資料を。ウィンドウワッペンは某カプセル怪獣コンテンツのものですが...。
https://voice.pokemon.co.jp/stv/osaka/2015/02/post-2719.html
https://x.com/ulfes/status/1158256371864702976?s=46&t=WdtWf4EU0yLYKvq2jG0H7A
体験型展示やこれらを見ると、ウルフェスって子供がいて楽しく思えるイベントだったんだなぁと思いますね。今は違うとは言わないんですけど、中身のバリエーションが少ないので...。
5.ウルトラショット
当然ながら存在してました。
とはいえ今とは勝手が少し違います。ウルフェスのウルトラショットは誰が出てくるか分からない完全ランダム仕様でした。推し活文化がウルトラマンに完全に浸透する前だったのが分かるようなそうでもないような。
あとその流れでぶっちゃけるんですけど、ウルフェス時代のショットガラガラでした。これはマジです。私の記憶にも両親の記憶にもあります。ファン層の変化がめちゃくちゃ分かりやすく出てますねここには。だからさぁ!軽く撮らせてくれよ!こっちは記念写真がてら撮れればいいから!この頃の記憶があるから今めっちゃ面倒に感じるの!
6.パトロール
奥のカーテンからウルトラヒーロー(一部例外アリ)やM78の仲間が出てきて、暫く会場内を歩いてくれる、これがパトロール。薄々察せられてると思うんですけど、これめっちゃヤバいです。ウルトラマンがすんごい近くに来てくれるし、握手したりできるし、なんなら油断してると絡まれます。多分今やったら死人が出ます。
あと子供の目線に立って子供と触れ合うウルトラマンがこれで見られます。だいぶほっこりしますねああいうの見ると。
7.ふれあいステージ/グリーティングひろば
会場奥に存在していた場所です。お姉さんとウルトラヒーローや宇宙人が一緒に小さなイベントをやったり、ウルトラPという人形劇が催されたりしていました。
ウルトラP?????一体いつの話を...(ゾフィー)という方のために演目を行っている人形劇団アトリエこがねむしさんのHPを載っけておきます。
今でも演目自体は様々な場所で行っているらしいのですが、夏の池袋で行ってくれないのは寂しいですね...。
8.ライブステージ
前期後期で演目が違う、という部分は共通しているのですが、THE LIVEシリーズとなり本編と地続き、そしてステージ間の結び付きが強くなった現在のものと違い、毎年自由な作風でした。また、展示コーナーと同じく年度によってはその年のテーマに沿った演目だったのも特徴です。これに関しては円盤や配信があるので、知ってるぞという方も多いのではないのでしょうか。
...演目も勿論素晴らしいものなんですけど、ウルフェスのライブステージにはもう1つ、魅力的な要素があります。それは、公募により生まれる新たな存在です。
07年のジオルゴン、エンディール星人から始まったこの制度、怪獣、必殺技、ウルトラヒーローの新たな力...様々なものを排出してきました。
怪獣部門でいうと、09年に誕生したビームミサイルキングに関しては、セブンガーファイトに登場したこともあり知ってる方も多いのではないでしょうか(Twitterに作者の方もいますしね)。
あ、ウルトラマンタイタスが使うタイタスプラネットハンマーとウルトラマンフーマが使うストライクスマッシュ、これも公募から生まれたんですよ!知ってましたか?
他にも面白い怪獣や必殺技等があるので、気になる方はWikipediaで一覧を見た後詳細検索をしてみてはいかがでしょうか。
ぶっちゃけThe Liveに統一されてからどれがいつやったステージか分かりにくい...夏だけは独立させません?
9.ウルトラマンデパート
ここはほとんど変化なしですね。
ただある1点を除いて。
ウルフェス時代のウルトラマンデパート、会場から直接行けました。
これ地味に大きくないですか?利便性の問題で。
あと出口もここにありました。なので、「会場で色々やる→デパートで買い物する→退場」がウルフェス時代の流れでした。今と違ってシームレスですね。
あ、(個人的には)大事な商品の有無を忘れてました。ウルトラマンフェスティバルにはオフィシャルファンブックがありました。形としては映画のパンフレットに近いですね。
何が書いてあるかは回によってまちまち(それなりに内容があったりはたまためっちゃ薄かったり...)なんですけど、現行ヒーローとステージ演目の紹介は必ず載っています。それなりに内容があると、切り取って遊べるやつ(お面とかトントン相撲とか)が付いてたり、線引いて遊ぶやつ(迷路とかAとB繋げるやつとか)が載ってたり、結構子供には遊びごたえがありそうな内容となってました。
めっちゃ厳密に言うと最初のウルサマにはあったんですよねこれ、それを最後に姿を消しましたけど...。いつがどの演目だったか分かりにくい今こそ必要なんじゃないですか?
おまけ.サンシャインシティの地下出入口
ウルフェス時代には、サンシャインシティの地下出入口(東池袋駅に行けるあそこ)にこんなラッピングがされてました。
イカしてるでしょう?全面がウルトラマンで。
さいごに
ウルトラマンの新規ファンが増えてウルフェスに触れたことのない人の方が下手すれば多い可能性のある昨今、少しでも「ウルフェス」の情報が多くの人の記憶に残ればいいな、またこれを糧にウルフェスの思い出話に花が咲けばな、と思いこの文を書きました。
なんか記憶を頼りになんとか書きましたが、ここまでいかがだったでしょうか...。私の目的が達成されていたら嬉しいです。
さて、今年もウルトラヒーローズEXPO2024 サマーフェスティバルが開催されます。
大迫力の展示や圧巻のステージ、ウルトラショット、限定品が沢山のウルトラマンデパート等の要素を構えて、今年もウルトラマンが池袋で我々を待っています。
今までも行っている方、一緒に今年も楽しみましょう。
今年から行く方、ようこそ夏の池袋へ。ここにしかない要素を噛み締めながら楽しみましょう。
行くか迷っている方、どんな形であれウルトラマンのファンなら必ず楽しめます。余裕があるなら是非行きましょう。
最後にこの言葉を唱えて終わりましょう。
夏はウルサマ!
そしてこの言葉も語り継いでいきましょう。
夏はウルフェス!
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