商業BL漫画『歌舞伎町バッドトリップ 池田とリオ』が僕にとって”うつくしいもの”だった話
どんなジャンルでも「好き」よりも遥かに上位に存在する『心を揺さぶるうつくしいもの』に出会える瞬間が人生にはある。
他の誰が何と言おうとも自分にとっては一際強い輝きを放つ"価値あるもの"、"人生観に強く影響を与えるもの"、或いは"出逢いを必然だと感じる運命の作品"――そんな特別な創作や物語たちは誰の心の中にでもあるはずだ。それらは好ましい言葉で飾るだけでは足りない、ただ反芻し、思考を巡らせ、自分の中で愛おしむことによって輝きは増していく。
先日、ボーイズラブ漫画というジ