Breaking World #6
〇〇と咲月がノギ王国に来て1週間…
〇〇:はぁぁぁぁ!!!
カキーン!
美波:まだまだぁ!!
〇〇:うぉおおお!!
--
咲月:炎よ…"ボルケ"!
ボォォォォ
美月:よしっ!次!
咲月:はい!
2人は特訓に明け暮れていた。
〇〇:はぁ…はぁ…
美波:今日はここまで!
〇〇:はい…ありがとうございました…
美波:しかし…
騎士団の精鋭5人同時に相手して互角なんて…
〇〇:いや…まだまだですよ…。
美波:まぁどんな相手かわからないからね…。
真夏:おーい!!
美波:あれ?真夏さん?
--
女王の間…
真夏:プリンセスの情報が少しわかったの!
麻衣:ほんと!?
美波:どこなんですか?
真夏:プリンセスがいるのは
ヒナタ王国ってとこらしいの。
〇〇:ヒナタ王国…
咲月:どこなんだろう…
真夏:えぇっと、場所はね…ここ!
咲月:えっ!?
〇〇:とおっ!?
美月:大丈夫!
ガムシップがあるからひとっ飛び!
〇〇:あぁ…。
咲月:なるほど…。
麻衣:と言うことで!
4人にはヒナタ王国に行ってもらいます!
美月:はい!
美波:分かりました!
--
ガムシップ乗り場…
美波:それじゃ…行って来ます!
麻衣:みんな!気をつけてね!
〇〇:はい!
咲月:無事に帰って来て、
プリンセスを連れてきます!
麻衣:うん!よろしくね!
美月:行ってきまーす!
4人はガムシップに乗り込んだ…
麻衣:みんな…頑張って!
--
美波:それじゃ行くよ!
美月:しゅっぱーつ!
ガムシップはヒナタ王国の方角へ旅立った。
〇〇:最近どう?
咲月:とりあえず一通りは出来たかな…。
〇〇は?
〇〇:うん…5人同時までならなんとか…
咲月:5人同時って…
美月:やっぱり〇〇くんは素質あるんだね!
〇〇:い、いや…
美波:謙遜しなくていいよ。
多分タイマンならうちの騎士団で勝てる人はいないよ。
〇〇:あ、ありがとうございます…
美月:でも、向こうは魔物はいるのかな…
美波:まぁ、いるかもね…だからみんな!
気を引き締めていくよ!
〇咲:はい!
--
ヒナタ王国の近くの森にガムシップを下ろし、
4人は王国へ向かった。
咲月:静かですね…
美月:魔物どころか人の気配もない…
〇〇:でも木がところどころ無くなってる…
美波:てことは魔物が来たのかもね…
森を抜けると王国へ入る門が見えてくる。
咲月:うわ〜立派〜
美波:よし!入ろう!
4人が門に入ろうとすると…
騎士1:いたぞ!!
騎士2:"鍵"を持つ者だ!!
4人:!?
騎士:そいつらをひっ捕えろ!!
騎士と思われる2人が追っかけてきた。
美波:え!?
美月:これは…まずくない?
〇〇:逃げましょう!!
4人は騎士から逃げ始めた。
--
咲月:はぁ…はぁ…
〇〇:こ、ここまで来れば…
美月:でもなんで追われるんだろう…
美波:とにかく城に行かなきゃ!
"そっち探せ!"
美波:マズイ!
美月:逃げるよ!
4人はまた逃げ出した…が
??:待てっ!
4人:!?
4人が逃げた先に1人の女性騎士が槍を向ける。
??:女王様を返せ!!
〇〇:女王様?
??:とぼけるな!!
お前らが連れていったんだろ!!
咲月:何のこと?
美波:私達は知らないんです!
美月:とにかく逃げるよ!
反対の方に逃げようとすると…
??1:逃すか!!
もう1人の女性騎士が待ち構えていた。
咲月:あわわわ!!
〇〇:囲まれた…
??:捕まえるぞ!!
美波:えっ!?ちょっ!
美月:話を聞いてー!!
--
ヒナタ王国、城内…
美月:ちょっと!離して!
??:うるさい!
??1:おとなしくしろ!!
〇〇:イタタタ!!
??2:何の騒ぎだ!
階段の上から1人降りて来た。
??:はっ!金村様!
??1:"鍵を持つ者"を捉えました!
美玖:何!?
金村と呼ばれた女性が4人に近く。
美玖:ん〜
〇〇:な、何ですか?
美玖:陽世、未来虹?
女王様を連れて行った"鍵を持つ者"の特徴は?
陽世:はい!黒い鍵の形をした剣を持っていて…
未来虹:目の黒い女性です!
美玖:じゃこの方は?
陽世:はい!
白い鍵の形をした剣を持っていて…
未来虹:綺麗な目をした男性…ってあれ?
美玖:こらーーー!!!
陽未:ひっ!?
美玖:本当に申し訳ございません!!
この者たちが大変なご迷惑を…
〇〇:い、いえ…
美玖:ほら!2人も謝りなさい!!
陽未:す、すいませんでした!!
美波:は、はぁ…
美玖:私は執事の金村美玖と申します。
今、女王が連れ去られて王国も
ひりついてまして…
--
4人は女王の間に連れてこられ、ここに来た経緯を話した…
美玖:なるほど…
美波:ちなみに女王様の手に
三角の紋章はありますか?
美玖:はい…女王・小坂菜緒の手には
紋章がありました…
美波:なるほど…
〇〇:あの…ちょっといいですか?
美玖:どうされました?
〇〇:"鍵を持つ者"が連れ去ったって
言ってましたけど…
美玖:ええ…
〇〇:そのことを詳しく教えてくれませんか?
美玖:はい…あの時は…
to be continued…
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