9月1日〜9月8日の日記

※三日坊主防止のため、数日連続して公開したあと、残りはまとめて追記することにする。
※9月9日:日記を続けられる気がしないため、お試しの一週間で終了とする。

9月1日(金)

有給休暇。とはいえレビューを担当している案件のデリバリが遅れているため朝からフォロー。弊社は休暇中でも働く人が多く、良くない文化だと理解している一方、仕事の品質や期限は必守でありそのためにコミットしているという意味では単純にやめろと言えるものではない。ただ段取りが悪いのは間違いない。
担当者のレスポンス待ち中に現代思想2023年9月号を読む。早く読みたかったのでヨドバシカメラで注文して前日に届いていたもの。巻頭の討議目当てだが、撮り下ろしではなくトークイベントの書き起こしだった。トークイベントの情報を見逃していた。とりあえず前から順番に読んで、途中で追悼・立岩真也に移る。立岩先生のことは全然知らないのだが、三者三様に思い出を綴っていて泣く。そうこうしながら、レビューをとりあえず終わらす。あとは祈りの時間。
本当は免許の更新に行きたかったのだが、もはやバタバタ準備して出掛ける気力はなく、現代思想を読みつつダラダラする。坂口恭平の生き延びるための事務を読んだりアンデッドガールマーダーファルスを見たりする。
時間になったので、歯を磨いて矯正歯科に行く。ついに顎間ゴムが開始。院内で一度練習させてもらったが、爪が長いので難しく、これを毎日やる必要があると思うとちょっとした絶望を感じる。ただ、ゴムが掛かっていることの違和感は思っていたほどではなく、その点は安堵した。食事前に外したくないと思い、帰りに夕飯用にスープを買う。
帰宅後、午前中レビューした案件の進捗を確認。予定通り進んでいるとのことなので無事を祈りつつログアウト。ここ数ヶ月この案件が炎上しており、まだ消火しきれていないので、ログアウトしても頭の中で燻り続けている。そういうunresolvedなものへの対処法は徐々に身に付いている気がするが、まだ完全ではない。
夕飯はストックのスープがまだあったので、結局それとデザートのティラミスで済ませた。ゴムを掛けたままでも問題なし。風呂上がりに爪を切ったら、寝る前のゴム掛けが楽にできた。ジェルネイルをつけても楽にできるかは懸念がある。寝る前にYouTubeでゆる言語ラジオを見る。「させていただく」回が長く、見終わらない。

9月2日(土)

午前中、小鳥書房の日記募集のツイートを見て日記を書きたくなる。ちょうど現代思想の生活史の話と関連していることに気付いてとりあえず実践したくなった。30分くらいかけて9月1日分を書いて疲れた。午後の英語の講座の宿題を出掛ける直前にやって出発。
英語の講座も残り少しで終わり。正直どの人も上達はしていないが、勉強の仕方は教わったし自分以外の人の英語のレベルが分かったことは良かった。まあ真面目に平日勉強しろということしかない。
講座の後はFPさんとの面談で移動。いまの年収をいつまで維持する必要があるのかを確認。将来のための個人年金を進められたが、とりあえず持ち帰って検討とする。
将来のライフプランとキャッシュフローが見えると、安心する一方で逆に見え過ぎて嫌になる気持ちがある。安定という言葉が性に合わないせいだと思う。そもそも、FPに相談するという選択肢を持てる人間が限られてると思うし、いまの制度上どういう風に資産運用するかという話だし、と考え始めるとどんどん嫌な気持ちになる。とはいえ、いまの年収を暫く維持するべきであることは分かったので、迷いは少し減った。

9月3日(日)

今日から新しい仮面ライダー、ガッチャードなので9時からリアルタイム視聴。ギーツの夏映画でも少し顔出しがあったため主役のキャラクターはおおよそ予想通りだったが、カード(ケミー)集めのストーリーだとは思わなかった。あと敵が女性トリオというのは新鮮。学校なのでフォーゼやジオウが思い出されるが、とりあえずまだよく分からないので良作になることを祈るのみ。キングオージャーは回を増す事に迫力が出てきて、自分の中ではかなり評価を上げている。リアタイするならキングオージャーの方だと思う。
ニチアサのあとは予約していた動物病院へ。猫1は定期的に肛門腺を絞ってもらっているのでその予約。新しいハードキャリーケースで連れていったらこれまで以上に騒ぐので恥ずかしかった。たぶん外が見え過ぎるのが良くないので、次からは何らかのカバーが必要。
午後は買い物してあとはダラダラして過ごす。天竜川ナコンの現実チャンネルをちょっとずつ見ているが、大人になって忘れがちな純粋な“魂”を思い出させてくれるので最近の癒やしとなっている。人間みんないまの自分でやっていくしかなく、でも少しずつ自分は変えられるのだ。
夜は鉄腕DASHで、岸くんの退所前スペシャルみたいな空気が出るたびに泣く。3人の脱退までまだ先と思っていたらあっという間に5月も過ぎて岸くんの退所ももう目前となった。ただ彼らも彼らなりに“やっていく”ための決断であり今であり、これからの未来な訳で、どうなろうと応援する以外にないなと思う。

9月4日(月)

平日が始まった。いちおう有給後なので早めにログインし、想定内の連絡だけでほっとしたのもつかの間、午前からいつもの問題クライアントから苦情の電話。午後にも2回目の電話。こちらに非があるのは事実なのだが、問題がないときでも基本スタンスが問題を探そうとするタイプなので社内外問わず疲弊させられている。現在のストレスの一番の原因だが、向こうもこちらの対応にストレスがあるから余計に議論をコントロールしづらく、お互い消耗している。自分が管理職になって、想定外の動きで問題を起こすメンバーに苦労しているので、クライアントのマネージャーに完全に同情する。
なんとか平和な時間にログアウトして、録画していたmotoGPとアマプラで先生のお取り寄せを最後まで見る。レーサー、漫画家、小説家、および演じる俳優、みんな仕事としてやっているんだよなあとどうしても自分の仕事と対比させたくなり、結果、少しの心の安寧を得る。


9月5日(火)

なんだかんだやることがある。一般社員のときは自分のプロジェクトが全てだったが、管理職になると管理業務という定量化しづらいタスクがどんどん湧いてくる。性格的にマイクロマネジメントしたくなるのを抑えていて、それでもこの量なのか、という感じであり、適当に管理職をできる人間が真の管理職適性者(?)ではないかと思う。
退勤後、いつも見ているツイッターランド社畜界隈の様子から気合いとはなんだろうかと考えた。定義としては精神論繋がりで根性に近いが、根性というと「耐える」イメージがあるのに対して気合いは「勢い」「迫力」みたいなイメージもあると思う。そしてこれらはリモートワークでは伝わらないもので、伝えるにはうまく言語化しなければならない。
ところで、ダイマジンの最終回は良くなかった。最終回なのに変なコメディ感を入れてきたのが邪魔だったし何より完結していないのはなんなんだ。一方、シッコウは毎回軽いコメディがありかつ考えさせられるテーマがあり、最終回目前にして目前らしい盛り上がりもあり、とても良かった。

9月6日(水)

週半ば。仕事の記憶がないのでここに書けない。
月見バーガー初日なので朝から食べると決めていた。UberEatsで出前するものの中でマクドナルドの発注回数が一番多いと思う。それほど空腹ではなかったが、チーズ月見バーガーの変わらない味に安心する。
いつも通りツイッターを見ていると、岸先生が某氏から絡まれていたことを知った。泥酔してツイッター上で意味不明な絡みをしたということで既に本人から謝罪があったとのこと。人間もちろん過ちはあるので、謝罪と和解は必要だと思うが、某氏は以前から泥酔による問題があると認識しているので、なんだかなあという気持ちになった。

9月7日(木)

朝から喉が痛い。いつものやつだと思われるがとりあえず手持ちのロキソニンを飲んだ。
最近ツイッターでは仕事の呟きしかしていないが、一方で日記に仕事の話を書くことはまとまった文章=改まっての思考が必要で、良い面と悪い面があると感じる。
ジャニーズ事務所の会見の日だった。仕事していて間に合わなかった。でも少し報道を見た限りでは、リアルタイムで見ない方が良かったと思う。ここまで大きな事案で、所属タレントが社長を継いだり加害者の名前を維持したままだったり、挙げ句会見内でも記者の質問が不適切だったりと、見るに耐えない。しかし、仕事中BBCラジオを聞いているが、しっかりタイムリーに報道されており、我が国の人権意識の低さと報道機関の不甲斐なさが公にされ、本当に悲しい気持ちになる。

9月8日(金)

喉が治らないし自分の案件はゆとりがあるので午後休むことを決意。管理業務を一気に片付けて耳鼻科が開くまでダラダラする。念のため、事前に電話して発熱外来でなくても良いか確認してから行った。
院内は発熱外来とそれ以外で一応別れてるとはいえ、狭いクリニックだし、他人を信用できない(そもそも体調不良の人間に正常な判断を求められない)から待合室でのポジション決めは重要である。座り心地は悪いが全員と距離を取れる場所に座った。
しかし3年経って5類になったからといってもウイルス自体が弱毒化した訳ではなく、まだ数年はこういう感じかと思うと単純にしんどい。30分以上待って診察は5分もかからなかった。もちろんいつも通りの扁桃炎だった。
帰宅後、再びログインしてメールをさばく。休むことを連絡済みのため、当然良くないムーヴだが、炎上案件のサポートが必要な状況なので、来週の自分のためにもやっておくほうが良いという悲しい社畜である。案の定追加の苦情がきていたので、できるところまで社内の調整をやって退勤した。
弊社のワークライフバランスが悪いことの原因は、やはり抱えている案件数が多すぎるせいだと思う。単純にひとり1案件だったら、コントローラブルなことは多い。ただし、資本主義のもと作業を細分化しまくって他社より多くの案件を回せるようにしたことで利益を上げているため、案件を減らすことは根本的に会社の方針と齟齬がある。はやく資本主義社会が終わってほしい。
夜はアマプラで石子と羽男の1話を見た。ここ最近、自分の中で勝手に向井理祭り状態だったが(先生のお取り寄せ、婚活探偵、ダイマジンを並行して見ていたため)、中村倫也もやっぱり良いなと思った。とはいえ、今期のハヤブサ消防団は見ていないのだが。

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