見出し画像

2024/4/20 SOME MAKE DAYS

 今日は午後に目が覚めた。用事は何もない。強いて言うなら夕飯を作るくらいだ。食材を買って帰ってくることを考えても、3時間ほどは暇なので、出かけることに。
 買うものが時間が経っても大丈夫なものだったので、先にスーパーに寄ってから駅前のいつものコメダ珈琲店に入る。そこでアイスコーヒーを頼んで、作業をした。日記を書くだけじゃなく、友人を題材にした小説が1話綺麗に進んだ。やはりプロットや縛りがあると書きやすい。
 それが終わってからは家に帰って料理をした。今日は『ちくわとほうれん草の胡麻和え』『鶏肉の青さノリ』の二品。恋人は美味しそうに食べてくれ、見事明日のお弁当に採用された。
 食後に恋人は出かける用事があったので、途中まで作っていた友人のことを歌った曲を作る。
 実際にギターを弾きながら、歌詞を歌って、メロディーと歌詞を決めていく。歌詞を意味はそのまま、削ったり付け足したりするのは楽しいし、メロディーをあれでもないこれでもないと付け足していくのは楽しい。
 僕が音楽を作るときは、イメージや元にした曲という絶対的な正解があってそれに近づけていくパターンと、漠然としたイメージと伝えたいことがあって、それが二つともうまく当てはまるものを手当たり次第探していくものがある。今回は後者だった。後者の場合は上手くいくと気持ちいいが、上手くいかないものがほとんどだ。メロディ、歌詞、イメージの3点がちゃんとハマると、我ながらいい曲だなと思える率が高い。でも知識が深いわけではないのでいつも悔しい思いをする。
 けど今回は上手くいった。すなお、という曲で初めは僕が好きなミディアムロックな感じで作っていたのだけど上手くいかず、アップテンポにしたところめちゃくちゃピッタリだった。寂しい歌詞だけど、どこか前向きなイメージともよく合う。あとは最後の歌詞さえ決まれば完成だ。
 そこまでで頭がゆだってきたので、飲み物を飲んでから別の曲を作る。こちらも元々はゆったりした曲だったが、途中でロックなお別れソング(桜ソングにあるようなタイプ)にして、方向がピッタリ決まった。
 でもサビのメロディが決まらない。あまりにもAメロと言葉の配置が似ている。散文的なので話すように歌ったら、一曲を通してのっぺりとしそうだ。
 こちらの曲は絶対的な正解があって、それに近づけていくタイプなので、本来なら簡単なはずなのだけど、うまくいってない。理由がコードなのか歌詞なのかメロディなのかも分からず試せど試せど良くならずに結局戻してしまう。
 上手くいかないのはつらいけど、創作をしているのはとても楽しい。音楽は何かを0から生み出すのではないので、とっつきやすいし、小説より削ったり付け足したりがしやすいので、やり直しが効く。短歌を作っている感覚に近いだろうか。短歌に対して長歌だと言える。
 今日は何かを作る日になった。明日もそうだったらいいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?