入院準備の話

本当はこのnoteを作ったときには、ボヤキ系エッセイストになって本とか出しちゃって印税でバリバリ稼ぎたいとか思っていた。あと子育てSNSアカウントというものが無かったので、その用途にしても良いかと思っていた。だが、ひとつ前の記事のような怪文書を上げたことで、それらの目論見はいまいち叶わなくなってしまった気がする。#おのれバンナム

とはいえ、何か世の役に立つ記事を書いて、viewを稼ぐのは、noteボヤキ系エッセイストへの第一歩だろう。
ということで本日のテーマは入院の準備。
後述するが、「1年のうちで2回入院する30代女性」の事例である。
嫌な話だが、やはり人間、するときは入院することもある。なので、ただ入院するよりは、人のためになることを書いておくのは、いいと思うんだよね。

入院と私のこと

ちょっとした昔話から。

入院した家族の見舞いをしたことはおありだろうか。私はあった。5年程前に亡くなった祖母は、最後の2ヶ月ほどを大きな病院で預かって頂いた。付き添いの必要な時期の殆どを母が付き添ったが、私もたまに顔を出した。
というのも、私は現在横浜に住んで、フルタイム勤務である。祖母や母は大阪に住んでいた。どうにもならなかった。これはこれで、社会的な課題を感じる話。

さておき、そのときの「大きな病院での入院生活」の記憶を元に、昨年6月頃、私はキャリーを広げ、入院準備をしていた。私の出産予定日は9月2日であった。一般的には、まだまだ気の早い話であった。しかし、5月末頃から、通っていた産科の先生のお顔は暗かった。

「こちらの病院では見れないかもしれませんねー」

この言葉の重さを皆様はどれくらいで受け止めるだろうか? 私は正直めちゃめちゃ楽観視していた。なんか知らんけど日本の産科ってめちゃめちゃ安全なんでしょ? 大丈夫大丈夫! って本気で思っていた。

先に出産に関する結論から言えば、私の症例「全前置胎盤」は1000人に1人程度の症例で、エコーだのMRIだのは「教科書のような症例」であったそうだ(先生のお言葉より)。そして、私は34週で緊急帝王切開となった。30週に出血があったところから病院に留め置いていただき、2度ほどの様子見を経て、母胎の限界と判断されたタイミングでの手術だった。最終的に、母は4週間、子は5週間の入院となったが、それでも母子ともに家に無事に帰してくださった先生、看護師さん、助産師さん、その他スタッフさん、いまでも感謝しかない。

とはいえ、「綺麗な個室で~無痛で~美味しいご飯が出てきて~」みたいな夢は28週の通院と共に消え去った。「大きな病院」に紹介状を携えてかかり、いますぐ前倒しで休職するようにご指示を受け、真っ先にしたのは当時開催中の楽天スーパーセールで片っ端から入院用品を買うことだったというわけである。

世に数多ある入院準備リスト、産科であろうがなかろうが、皆様参考にしようとご覧になっては、頭を抱えたこと、無いでしょうか。私は頭を抱えた。何せ情報量が多い。だいたいの情報源に「なにゆえその物品が必要か」を書いてくださっている。真面目に読んでしまう。そうすると「あれもっと必要なものない?大丈夫??」となってしまう。

ちなみに私の場合、入院準備もそうだったが、産後の子育て用品についても同様であった。そっちも書いてみようかな。

本題に戻って。

私は大きい病院に移った時点で、全前置胎盤で帝王切開を言い渡されていたので、陣痛バッグなるものは作りもしなかった。なので、準備としては、普通の7泊8日の入院準備であった。(結果的には緊急入院になったのでもっと長く入院した訳だが)

なぜこんな話をしているかというと、私は5月に、つまりこれから、もう一度入院する。出産とは関係の無い科だ。積年の恨みのチョコレート嚢胞を取り出しにいく。
つまり私、1年のうちで2回入院します。
そんな人の入院バッグですよ。ほら、参考になるでしょう。

あらためて、持ち物

入院時、入院のしおり、なるものをいただくことが多いと思う。ちゃんと読んでおいた方が良い。

私の場合、祖母の入院の記憶が邪魔をすることもあった。
例を挙げて具体的に言うと、給茶機の有無。祖母の入院がコロナ前だったからか、大阪の病院の気前が良かったのか、とにかく私の入院先には給茶機がなかった。
病院から支給されるのは食事の時のお茶が1日3杯。
最初のあいだはコンビニに買いに降りていたが、最終的には出血リスクがあり病棟から出禁になったので、1日15分しかない面会に通いに来てくれる母(祖母の亡くなったあと、横浜に引っ越してきていた)が、病院近所のドラッグストアから2リットルの水を担いできてくれた。
これを500ミリのペットボトルに移しながら飲んでいたわけだ。

飲み物と生活雑貨だぜ

ボトルはSHEIN。
水は、もう何本か持っていく予定。

S字フック。割とどんなサイトでも書いてある。役に立つ。間違いねぇ。
とはいえ全部をS字フックに吊るすのは大変だし、コードが混線する。なので、S字フックに加え、今回はSHEINで「めっちゃ洗濯バサミついてるけど、普通のハンガーと同じスペースにかけれるすげえヤツ」を調達してきた。参考画像では靴下を干していた。本当に洗濯物を干すと、間がひっつきすぎて乾かない気がする。退院後は、帽子やサコッシュの収納に使いたい感じ。

アナログ時計。バカにしちゃうっしょ? でも、色んな検査があるから腕時計は邪魔だし、夜中起きちゃった時にスマホで時間を見るのは目が覚めちゃう。なんだかんだ、シンプルなこういうのがあると、朝晩もしっかりして、いいと思います。

洗濯ネットはスタンダードプロダクツ。小分けにするのが趣味です。

無印のS字フックつきトラベルポーチは神
みんな試供品のコスメどうしてます?

コスメとか、衛生用品。
私のかかっている病院は洗濯機があるので、イマドキならジェルボール持っていけば良いと思う。この洗剤は物を捨てられない母が寄越してきたデッドストックだ。
4泊5日が多いと思われる入院、本来は普段使いのコスメのボトルは持っていくに値すると思う。詰め替えて持っていくにはちょっと長い。
しかし韓国コスメというのはとかく試供品を付けてくださるので(Qoo10で買うとすごい量来ません?)ここぞとばかりにVTのフルラインナップを試すわけですね。ハッピー!


着替えやタオルたち
婦人科なので必要なものもあります

着替えは「汚れ物入れ」と「洗濯済み」を仕分けられた方が気持ち良いと思います。パジャマを持ち込むのでちょっと大荷物になっているが、大きめのエコバッグなふたつあると良いでしょう。
シャワーの代わりになるもの、ボディシートとウェットティッシュ。写ってませんが、時勢柄、除菌ティッシュも持っていこうと思います。

水があるので、機内持ち込み可能なキャリーがいっぱいになるくらい。あと、手荷物でガジェット充電系を持ちます。

ちなみに、入院荷物よりたいへんなことは、子の荷物作って義実家に送ることでしたとさ。

#入院
#入院の荷物

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?