亜鉛のちから
今回はHOW TO記事です!
日ごろ使っているものでも、意外と知らないことがあると思います。
そんなときに使える基礎知識なので、読んでみてください!!
亜鉛でさび止め?
ローバルにはたくさんの「亜鉛」という金属が含まれています。
この亜鉛の特性によって、鉄をさびから守ることが出来ます。
では、亜鉛はどのようにしてさび止めを行っているでしょうか。
金属にはさびやすい順番あります。鉄と亜鉛では、亜鉛のほうがさびやすく、この金属同士が密着していると、亜鉛側だけがさびて鉄はさびません。
要するに、亜鉛が身を挺して鉄を守るボディーガードのような存在ということです。
では、その亜鉛のちからを下の実験で見ていきましょう。
実験
鉄の板を2枚用意し、1枚はそのままの状態で塩水に浸します。
もう1枚は、亜鉛の塊を乗せて、塩水に浸します。
~2週間後~
2週間後、鉄の板だけの方はさびています。
一方、亜鉛の塊を乗せた鉄の板はさびていません。
亜鉛が鉄の代わりにさびることによって、鉄をさびから守っているのです。
これが亜鉛のちから、犠牲防食作用(ギセイボウショクサヨウ)といいます。
ローバルにはこの亜鉛がたくさん含まれているため、鉄をさびから守ることが出来る、強力なさび止め塗料なのです。
↓↓ ローバルの始まり、歴史についてはこちら ↓↓
↓↓ ローバルの使い方についてはこちら ↓↓
(記事担当:FKD)
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