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『どれくらいの期間、さびを防げるの?』

お使いの方々から非常にたくさんいただくご質問があります!
それは・・・「ローバルのさび止め効果って一体どれくらいもつの?」というものです。

これを調べるために屋外暴露試験を実施します。手順としては、

この屋外暴露試験を実施すると塗膜は経年で日光、雨や風などにより塗膜が劣化して、鉄の板にさびが発生してボロボロになってしまいます。

それを「日本塗料検査協会」という塗料の性能を調べていただく機関に依頼しています。

昔からさびについての研究はさまざまな大学や研究機関で行われております。”促進試験”と呼ばれる早期に傾向を見ることができる試験(塩水噴霧試験、サイクル試験)で塗膜の性能を評価することがありますが、実環境での暴露試験というのがやはり一番信頼性の高い試験になります。
しかし、暴露試験は実績として積み上げるのは時間がかなり必要です。

日本塗料検査協会に依頼している屋外暴露試験が20年経過したので、今回はその経過を追ってみます。

この試験片にはクロスカットと呼ぶ、カッターで付けたキズがあります。キズ部は鉄面が出ているので、錆が発生しやすい部位になっています。

<試験開始前>

<1〜4年>

<5年>

<6〜9年>

<10年>

<11〜14年>

<15年>

<16〜19年>

<20年>

20年間屋外に暴露された試験板ですが、クロスカット部、平面部共にさびもなく健全な状態が維持されています。

最初の質問に返りますと、
質問「ローバルのさび止め効果って一体どれくらいもつの?」
回答「20年間さびが発生しなかった実績がございます。」
という回答になります。

記事にするとギュギュッと凝縮した形になりましたが、日本を代表する塗料における試験機関でのこの20年間の結果は弊社にとってもお使いいただく方にとっても重要な情報にあたりますので、ご検討の際の参考にしていただければ幸いです。

まだまだ継続して試験をしていきます!!

以前に実績を収集した記事もご参考までに。


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<記事作成:RSK+MTMTH>

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