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塗る亜鉛建築「大宮区役所」2年経過

今回は、マットカバーの2年経過の表情や雰囲気をご紹介いたします。
お急ぎの方は、1分でまとめた散策動画もございますのでそちらをご覧ください。

・物件情報

2019年3月に竣工された埼玉県さいたま市にある物件です。

設計:シーラカンスK&H・久米設計・大成建設
施工:大成建設・佐伯工務店・柏木建設JV

・前回の記事

以前、実績としてご紹介した大宮区役所です。前回の記事はこちらから。

実は竣工から2年経過いたしました。

前作からの引用ですが、溶融亜鉛めっきりん酸処理仕上げの質感を必要とされた現場で、納期・コストの面から亜鉛めっき鋼材にマットカバーをご採用いただきました。

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・物件紹介詳細

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大宮区役所交差点からの全景です。

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ここから見える、デッキ手すりにマットカバーが塗布されています。

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オリンピック間近の時には、関連の垂れ幕が飾られていました。

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デッキ下をくぐるとマットカバーを塗布した階段が見えます。現在は規制がかかっていますが今回は特別に開けていただきました。

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前日の雨で少し踏面が濡れていますが、シックな雰囲気です。

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手すりの質感も落ち着いた感じです。

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階段を上がったデッキスペースです。

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こちらの周囲を囲む手すりにもマットカバーが塗られています。遠くで見ると黒く見え、近くで見ると明るく見える不思議な質感が表現できています。

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デッキ奥の階段を通って正面側に行くことができます。

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正面に見える図書館に沿って配置された廊下は建物の白と手すりの黒のコントラストが存分に発揮されています。

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廊下突き当たりから見返すと、氷川神社参道の木々から木漏れ日に照らされ、見る方向によって”都会の中にある建築物”といった表情と”森や自然に囲まれた建築物”というような二面性が感じられました。

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廊下を戻り、デッキスペース全景です。

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ここから望む庁舎も圧巻です。

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氷川神社参道に近いデッキ端にある階段です。こちらからも白と黒のコントラストが絶妙にマッチしていることがご覧いただけます。

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周囲をぐるっと囲んでいるので、見る角度によっては不思議な空間に入り込んだような錯覚を覚えます。

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内側から正面に向かっての景色です。木々が奏でる爽やかな風音が都会の喧騒を忘れさせ心が落ち着きます。

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もう一度思い出のデッキ全景を・・・。

今回は、埼玉県にある大宮区役所2年経過のご報告でした。なかなか現場にご訪問するのも難しいと思いますので、少しでも雰囲気を味わっていただけたらいいな・・・と思ったので1分にまとめた散策動画をご用意いたしました。

☆散策動画

ご参考にいただけますと幸いです。


〜この他、マットカバーをお使いいただいた物件はこちら〜



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<記事作成:RSK>

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