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スプレー缶タイプの使い方

今回はHOW TO記事です!
日ごろ使っているものでも、意外と知らないことがあると思います。
そんなときに使える基礎知識なので、読んでみてください!!

ローバル製品 スプレー缶タイプの使い方

弊社ローバル製品には、塗料缶タイプとスプレー缶タイプとがあります。

<主な違い>
塗料缶タイプハケやローラーなど道具を使用して塗装する
スプレー缶タイプ:道具いらずでワンタッチで使える

塗料缶もスプレー缶もある製品もあれば、どちらか一方しかない製品もあります。どちらのタイプもある製品に関しては、性能差はなく同じものが入っているとご理解下さい。​

今回はスプレー缶タイプの使い方についてご説明します。

1.用意するもの

素地調整用具:グラインダー、ワイヤーブラシ、研磨布など
養生:マスキングテープ、マスカー、新聞紙、段ボールなど
清掃用具:専用シンナー、布など

2.素地調整

<最初にすること>
①表面に付着したチリやホコリなどを除去。
②シンナーにて付着している油分を除去。
③海の近くや融雪剤が付着(接触)するような個所の場合は、
 十分に水洗いを行い、付着している塩分を除去。

■鉄材の場合
黒皮や赤さびがある場合はグラインダーなどですべて除去し、清浄な金属面を出してください。

■新品の亜鉛めっきの場合
表面にクリア塗装がされている場合があるため、シンナーでの除去又は研磨布などで物理的に除去してください。

■劣化した亜鉛めっきの場合
赤さびの出ている個所は、グラインダーなどで赤さびをすべて除去してください。
白さびの出ている個所(赤さびの発生していない亜鉛めっきが残っている個所)は、研磨布などで表面を軽くこすり、白さびをすべて除去してください。

コメント 2020-08-31 115506

3.しっかりと混ぜる

スプレーを使用する前には、必ずしっかりとスプレー缶を振って、中の塗料を混ぜる必要があります。スプレー缶の中には「撹拌球」というガラス玉や金属玉が入っており、スプレー缶をしっかりと振ることで中で撹拌球が動き、カラカラと音が鳴り始めてから30回くらい振ることで、スプレー缶内の塗料をしっかりと混ぜてくれます。
※最初のうち音しなくても、振っているうちにカラカラと鳴り始めます。

<注意>
混ぜていない状態でスプレーを吹くと、内部で塗料が詰まってしまい吹けなくなるなる場合があります。

4.スプレーで塗装する

スプレー塗装する場合は、塗る面から20~30㎝ほど離して、目安として1秒間に10㎝ほど動くイメージでたっぷりと塗装してください。
周辺に飛び散らないよう、しっかりと養生を行い、強風時に屋外での塗装は行わないでください。

5.使用後のメンテナンス

スプレーを使い終わった後は逆さ吹き口元の清掃を行ってください。

逆さ吹きとは、スプレー缶を逆さまにして吹くことで、スプレー缶内部を清掃する作業です。逆さ吹きは2~3秒ほど行い、スプレーの色が薄くなればOKです!

その後、口元についた塗料を拭き取ってください。

6.保管

実はローバルのスプレー缶タイプは横置き保管推奨なんです。
縦置きの場合、塗料に含まれる亜鉛に撹拌球が埋もれてしまい、次使うときになかなかカラカラ鳴らないという事象が発生します。
横置き保管であれば、撹拌球が動きやすい状態で保管されます。


以上、正しい使い方やメンテナンスと保管方法を守ることで、最後までしっかり使い切れますので、是非参考にしてください。

※ご使用の際は、缶に記載の使用法をよく読んでご使用下さい。


↓↓ 塗料缶タイプの使い方はこちら ↓↓

↓↓ 塗装後の色変化やDIY記事についてはこちら ↓↓


(記事担当:FKD)

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