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RHODIAをやめて薄いメモ帳に移行した

皆さんは紙のメモ帳を使っていますか。

ボクの場合、仕事・プライベートともにA4サイズの、いわゆるノートブックの類いは使用していません。今やクラウドに残すことが前提となっているため、アナログで書き留めてもデジタル変換する手間が発生するからです。それならば最初から仕事上のメモはキーボードベタ打ちでデジタルで書き留めるようにしています。

しかし、ポケットに入るような小さなメモ帳は別です。いつ、どこでメモが必要になっても対応できるようなガジェットは現在の世の中にはありません。(Galaxy Z Fold5とかならできなくもないか・・・印象最悪だろうけれど)

このカテゴリーにおいてはまだアナログ一強が続いており、RHODIA No.11を長らく愛用していましたが、この度薄いメモ帳に切り替えましたのでその理由について整理していきます。


薄いメモ帳とは

薄いメモとは、アブラサスというメーカーから販売されているメモ用紙カバーのことを指します。

あえてメモ用紙カバーと書きましたが、商品自体はあくまでカバーであり、メモを取るためにはA4用紙を使います。簡単に言うとA4用紙を蛇腹状に8等分することで、裏表合わせて16枚に相当するメモ帳に早変わりします。詳細はメーカーHPを見てください。

そんなギミックが特徴的なメモ帳ですが、RHODIAと比較してこちらに乗り換えた理由を説明していきます。

RHODIAから乗り換えた理由

携帯性がより高い

RHODIA No.11も薄いメモもいわゆるA7サイズであるため、決して携帯性が悪いというわけではありません。縦横の寸法的には。

しかし厚みという点において、両者はかなり違います。
RHODIAだけでなく一般的なメモ帳はまだ書いていないページが後ろにドッキングされているため、どうしても厚みが出てしまいます。その点、薄いメモ帳は未使用のページを最低限しか持ち歩かないため、厚みをスリムにすることができる。

これがYシャツの胸ポケットに収めるとかなりすっぽり感があります。RHODIA以上に薄いメモだと余裕で入る感覚です。

また、薄いメモ帳は常時極薄ボールペン付きというのも速記性を高めてくれるので良いです。RHODIAだとどうしてもペンを別に持ち歩かないといけません。

RHODIAは書き終わったら切り捨てるスタイルですが、その切れ端を持ち帰りたいときを想定してカバーをつける場合があります。カバーをつけてしまうと先程の余裕が相殺されてしまい、胸ポケットへの収納は厳しくなってしまいます。

この「No.11の切れ端どうするか問題」は積年の課題でしたが、薄いメモ帳にすることで解決に至りました。

紙の後処理が楽

アナログの宿命として、書き終わった紙をどうするかという問題がついて回ります。特に重要でないことならば処分で差し支えないと思いますが、引き続いて考えたいことや良いアイデアは残しておきたいときもあります。

RHODIAの場合、適宜時間を作ってそうした切れ端をAdobe Scanで取り込んでいました。これも悪くはないのですが、枚数が多くなると億劫になってしまうのと方眼がスキャンすると邪魔に感じることが多かったです。

この点についても薄いメモ帳で大きく変わりました。オリジナルサイズがA4なので、自宅のスキャナーでサクッとスキャンすることができるように。紙の補充と同時に行うことで、スキャンのハードルがガクッと下がりました。

スキャンしたデータはGoodNotes5に取り込んで、必要な箇所だけをNotionなりにDB化するようにしています。

それ、iPad Proでやればよくね?

メモ帳についてとやかく言っているけれど、それお前のiPad Proでデジタル入力すればええやんと思われる方もいるでしょう。仰る通りできればそのように管理したいです。

しかしながらボクの場合、業務上そうすることが難しいのです。正確にはできなくはないけれど、かなり浮いた存在になってしまう。まだまだDXが遅れた会社なのです。正直、そんなことで悪目立ちはしたくないですし。

まとめ

薄いメモ帳に切り替えたことで、メモの取り扱いが相当楽になりました。結果的にメモを取る回数が増え、色々なアイデアを俯瞰的に見返すことができるようになりました。

その結果、俺って毎日同じようなこと考えているな、という気づきを得てしまいましたが。。。