FLOORPACK1年使用レビュー
dripから販売されているFLOORPACKを購入してから、早くも1年が経過しました。
今まで使用してきたどのバッグよりも使いやすいと感じており、今日まで平日、休日問わず使い込んできました。
そこで今回は、このバッグを1年間継続使用してボクが感じた、良い・悪い点を整理しておきます。
購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
FLOORPACKのここが良い
スペースに無駄がない
FLOORPACKは現物を見ると、かなり小ぶりなバッグです。製品仕様でもバッグ容量は13Lと記載があったはず。
しかし、見た目にそぐわず相当な収納力があります。
以前愛用していた22L相当のバッグに入れていたモノを、FLOORPACKの中に全て収納することができました。
それだけFLOORPACKはスペースの無駄がありません。
中間を仕切り二層構造にすることで、通常バッグ上部にできてしまうデッドスペースを最小限に抑え、スペースを最大限活用しています。
ちなみにこの仕切りは外すこともできるので、大物の荷物にも対応することもできます。
ミニマルで目立ちにくい
FLOORAPCKは黒一色でロゴなど一切表面にはなく、とてもミニマルで使う状況を選びません。
平日はビジネスバッグとしてスーツに合わせていますが、全く違和感なく使えています。また、プライベートでも活用しており、このバッグ1つで全てのシチュエーションをカバーしてくれます。
また、FLOORPACK自体があまり出回っているものではないので、他人と被りません。
(SOLD OUTになっている期間が長いことも理由だが)
そこも地味に好きなポイントです。
FLOORPACKのここがダメ
底面に使われている革素材
FLOORPACKは底面が革素材を使用されています。
目論見通りの高級感はあるのですが、その分バッグを床に置くときに気を遣うことになります。
これの対策としてボクも皆さんが絶賛しているClipaを愛用していますが、これも使うシーンを選んでしまいます。
特にボクはビジネスシーンでも使っているのですが、客先で挨拶するときはさすがにClipaは使いにくく、仕方なく床に置くことになります。
こうしたシーンでは、底面の革素材はちょっとしたストレスになります。
ドリンクホルダーがない
このバッグにはインナーにドリンクを入れるようなマチがありますが、正直ドリンクホルダーとしては使い物になりません。
仕切りをした下層側に位置するので、上下で仕切っている時にはアクセスしにくいし、仕切りをなくした場合でもペットボトルや水筒を入れるほどマチがありません。
ボクはここに折り畳み傘を収納してます。他に入りそうなのはミニ三脚くらいです。
バッグ外側にドリンクホルダーが付いていると一番嬉しいのですが、これはデザイン性を損ねるためNGなのでしょうか。
隠れポケット的にしてデザインを崩さないドリンクホルダーにするとかどうでしょうか。採用してもらいたいです。
肩ベルトの余り
肩ベルトの調整幅が無駄に大きく、その分ベルトが大量に余ります。切ってしまいたいレベルです。
これはmont-bellから出ている25mmのテープクリップを使うことである程度解決することができます。
ストレスというほどのものではありませんが、できれば次回作では解決してほしいところです。
ジッパーの耐久性
FLOORPACKでは止水ジッパーが採用されていますが、あまり耐久性がよくありません。
特に上部、下部ともにカーブになる部分が脆く、ボク自身も1回破損してしまいました。
ネット上には同様の事象に遭われている方を散見しましたので、使い方というより耐久性の問題な気がしています。
幸いにも公式に修理の依頼をしたところ、1回に限り無償修理となりました。(納期約1.5ヶ月)
無事戻ってきたのは嬉しいのですが、肝心のジッパーは同じものに交換されているので、また同じトラブルにみまわれる可能性は十分にあります。
次回作ではYKK製とかに仕様変更してほしい箇所です。
替えが効かないことは間違いない
約1年このバッグを使い続けてきましたが、総じて大変使い勝手が良いと感じています。
このサイズで積載できるものの多さを考えれば、替えが効かない唯一無二のバッグです。
まだ荒削り感はありますがアイデアは素晴らしいので、改良をすることでより完璧なバッグに近づいてほしいと思います。