「あーね」とか使うような奴は予選敗退です。
「ああ、なるほどね」という意味や、あいづちとして使われる場面が増えた「あーね」
俺は嫌悪を感じる。
よくある場面だと、相手が知らないことを捕捉したり、教えたりするとこいつが出てくる。
相手の「どういう意味?」に対して説明した結果、「あーね」が返ってくる。
教えたのに「あーね」じゃねーよ。
心底そう思う。
別に、わざわざ教えてやったんだから感謝しろよとは思わない。
ただ、「そういうことね」とか「なるほどね」でいいのに、省略して「あーね」になってしまうのは、全く理解に苦しむ。
しかもそいつは使い慣れているせいか、まるで無機質に言うことが正しい用法なのだと思わせるかのように「あーね」とつぶやく。
しかもちょっと俺の文末に食い込み気味で言ってくる。
それが「もういいわかったわかった」みたいなニュアンスを感じて咄嗟に手が出ちゃいそうだ。
簡略化しすぎた言葉はしばしば情緒のないつまらないものになる。
だから俺は「あー!ね!」は、まだ100歩譲って許そうと思っている。
まだ感情があってリアクションとしてはありがたい。
日常会話はもちろんだけど、LINEの「あーね」は救いようもない。
「あーね」じゃねーよ。に尽きる。
撲滅したい気持ちはあるが、多用されている以上難しいだろう。
だから一つ使い道を考えた。
距離を置きたい人間には多用してやろう。