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そして今年もXmas

今年のクリスマスはスタッフが急に来れなくなったりでどうなることかと思ったが無事に終了

帰りにラーメンをすすりながら思い出す

専門学校を卒業し働き始めてからというもの クリスマスというイベントは体験したことがなくイベントを作り、お客様を迎える立場をずっとやってきている

別にそれが憧れとか悔しいとかはない

12月 飲食店は繁忙期で Xmasは更に忙しい

それを毎年繰り返す

若い時は何も考えず当たり前だと思って働いていた

でもそれを理解してこの仕事を選んだ

嫌だったらとっくの昔に辞めている

なぜ続けているのか

皆言う ”好きだから” 

いやそんな単純なことではないはずだ

ずっと自己問答していた

しかし ある事をきっかけに答えは見つかった

誰かのために大切な人と過ごすためにかけがえのない幸せな時間と空間を提供する

このステージを作る事自体が飲食サービスとしての仕事であるし定めでもある

こんな感情に気がついたのは歳をとってからだった

それを見つけるのにはあれを一度経験する必要があった

そんな自分にも

ただただ生涯に一度だけ クリスマスのイルミネーションを見ることができた

このことだけはいつでも今でも鮮明に思い出す

人は体験したことのないこと 創造を上回る事に感動する

経験したことのない知らない世界は 憧れであり夢でもあった

心のどこか深いとこで望んでいたのかもしれない

そしてあの時 君はそこにいた

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