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【考察用 エルデンリング史書】血の指を追う者ユラ

アギール湖より北東へ進むと、『曇り川』と呼ばれる崖に挟まれた浅い川へと辿り着き、そこには『血の指、ネリウス』が待ち構えている。

『血の指』とは血の君主に仕える侵入者集団の一員であり、『鉤指の主(つまりは褪せ人)』を暗殺する目的で襲い掛かって来るため、突然現れるのは不意を突いてのことだろう。

ねじ曲がったぎざ刃を持つ異形の短刀
血の君主に仕える貴族たちの得物
その刃は、傷口を壊し出血を強いるためにあり
それを誇るかのように、常に血濡れている
専用戦技「レドゥビアの血刃」
ぎざ刃の乾かぬ血濡れを
出血を強いる刃となし放つ戦技
連続で放つことができる

『レドゥビア』の伝え聞き

オンラインプレイ専用アイテム
(マルチプレイメニューからも使用できる)
他プレイヤーの世界に侵入を試みる
侵入者(血の指)として侵入し
その世界の「鉤指の主」の撃破が目的となる
艶めく鮮血に、その爪を浸された指
肌は異様に青ざめ、感覚を失い
ただ爪だけが、甘く疼いている

『血の指』の伝え聞き

ネリウスが侵入すると、鉄笠の浪人『血の指の狩人、ユラ』が加勢してくれるため、幾分か戦いが楽になるかと思われる。

ユラは葦の地からやって来た侍であり、最初はアギール湖の南にある『海を臨む古遺跡』の周辺で立っており、近付いて話し掛けると『飛竜アギール』について詳しいことを教えてくれる。

ユラはネリウスだけでなく、アギールとの戦いでも加勢してくれるため、褪せ人には協力的なのであろう。

ネリウスは出血攻撃が得意なので非常に厄介な相手ではあるが、戦う意識が褪せ人に無い時は、鮮血を飛ばす『レドゥビアの血刃』が囮となるユラに向かうため、戦技を使った後は背後から斬り付けると良いだろう。

…お主、また会ったな
ネリウスと刃を交え、生き残るとは、やはり腕は確かなようだ
改めて、儂の名はユラ。血の指を狩る、狩人だ
…奴らは凶血に魅せられた褪せ人。同胞を襲う狂徒どもだ
お主が、この地で旅を続けるのなら、また戦うことになるだろう
よいか。元は同胞とて、奴らはもう狂っている。
もう、分かりあうことはない
くれぐれも、情で剣を鈍らせぬことだ

…もう、行きたまえ
縁があれば、また会おうぞ

『血の指の狩人、ユラ』との会話

ユラ曰く、血の指に魅せられた者は狂人であるため、情けを掛ける必要は無いそうだ。

彼と血の指に関わる因縁は知る由もないが、後に『純紫の血指、エレオノーラ』が最も狩るべき存在であることを教えてくれる。

葦の地で鍛えられた双薙刀
純紫の血指、エレオノーラの獲物
一陣の旋風のごとき卓越した剣技は
今は呪われた血に汚されている

『エレオノーラの双薙刀』の伝え聞き

いずれにせよ『血の指』、『血の君主』といった言葉は、後々褪せ人にも大きく関係するため、頭の片隅にでも覚えておいて欲しい。

それは、リムグレイブを訪れた時に初めて出会った人物『白面のヴァレー』にも関わる問題だからだ。

血に汚れた薄笑いの白仮面
戦場の介錯者たる、従軍医師たちの装束
血の君主の、呪われた血の影響で
周囲で出血状態が発生すると
僅かに攻撃力が高まる

従軍医師装備『白面』の伝え聞き

ヴァレーが「初めて出会う人物」であることに違和感を持った者も多いだろう。

彼が何を信奉し、何を崇めているかは後に分かることだが、どうやら狭間の地を訪れた褪せ人はこうした怪しい者たちに標的にされており、ネリウスやエレオノーラも勧誘された一人なのだと考えられる。

<参考資料>


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