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プロの世界

やっとこさ

投稿してから2日以上経って、私が初めて投稿した動画が二桁再生を達成した。実に素晴らしい。この動画では、私の好きなYouTuberを勝手に宣伝し、次の動画では質問コーナーをやりますと大々的にぶち上げたのだが、流石に無茶だったと思っている。しかし問題はない。万が一の時のために、八百長(強力な助っ人という体で妻に質問してもらう)を用意しておいた。登録者が100人行くのはいつの日やら…。楽しみだ。


面白い人たち

初動画で勝手に他人を宣伝したついでに、今回は私が好きなあるコミュニティを紹介したいと思う。それはスマッシュブラザーズ、スマブラのプレーヤー達である。スマブラのプレーヤーの中にはnoteのアカウントを持って記事を書いている人も多くいるので、是非読んでみてほしい。もちろんその多くはスマブラに関する専門的な内容だが、競技に対する姿勢や人生観など非常に面白い情報が詰まっている。めちゃくちゃ詳しいというわけでもないし、私自身がスマブラが強いわけでも何でもないのだが、是非見ていってほしい。

私がスマブラプレーヤーに注目し始めたきっかけがなんだったかは覚えていない。おそらくはYouTubeのおすすめに何かしらの動画が出てきたことだろうと思う。最初の頃はただ単に他のゲーム実況者と同じ括りで捉えていた。つまり、ゲームのプレイを動画化したり配信したりすることで広告収入を得る人たちだ。それを収入の1つの手段にしている人は確かに多い。だが、このゲームは他のゲームとは少し雰囲気が異なると感じだしたのだ。その理由はいくつかある。

一つ目は、このゲームの盛り上がりが国内にとどまらないという点だ。現時点でPGRという世界中のプレーヤーのランキングの一位はメキシコ人だし、上位の多くはアメリカ人が占める。日本人にも健闘している人は多くいて見ていて飽きない。過去の対戦動画を見ても、当時のランキングを知ればその対戦の意味合いがわかってさらに面白い(格下が上位選手を倒した時など)。

二つ目は、大会や強くなることに対する選手の想いや熱量が非常に大きいという点だ。今は別だが、東京では大会が毎週の様に行われている。世界的な大会も(多くはアメリカで開かれている)年に数回あり、日本勢の活躍や大会の結果が話題となる。その大会に参加する選手の姿勢が真摯で熱くて良い。また、この界隈には宅オフという文化がある。学校や仕事終わりに家に集まり、そのコミュニティの中で腕を磨くというものだ。そこで生まれるエピソードも多く、Smashlog の動画などで見ることができる。

三つ目は、このゲームのシリーズを多くの人がプレイしたことがある点だ。e-sportsとして盛り上がっているゲームシーンは他にも多くあり、スマブラより注目度が高いゲームもある。しかしこのゲームほど日本で昔から愛されているものも少ない。私もWiiU以外は全て触ったことがある。Cスティックをスマッシュにしてブンブン振っている程度だが、それでも友達とワイワイやったものだ。今でもSwitchのスマブラは実家で弟と遊ぶ。休暇の時に妻と弟と3人でやった時は想像以上に盛り上がった。パーてゲームとしての完成度も高いので自分でも楽しめるし、大会出場者の完成されたプレイを見る楽しみもある。こんなゲーム、そんなに多くはないだろう。


自分と重ねて

それとは別に私が面白いと思っている要素がある。それは、プロのスマブラプレーヤーの存在だ。他のゲーム同様、このゲームにもプロとして活動している人がいる。企業からのスポンサー度を受けて活動する人たちだ。そのプロという立場、ポジションを巡って様々なプレーヤーが様々な思いを抱いている。プロと言っても様々な形態があるらしく、典型的な例はあばだんごさんやしゅーとんさん、たけらさんなどが挙げられる。ゲーミングチームに所属するパターンだ。特殊な例で言えばすいのこさんは珍しいタイプかなと思う。「keptの定時退社」という番組でおっしゃっていたが、YouTubeでの活動を仕事としながらプロとしても活動するという形らしい。

他にも、社会人プレーヤーとしてShogunさんやキシルさんのような人がいたり、最も特殊な例で言えば先にあげた番組のホストであるkeptさんが挙げられる。彼はスポンサードをどこからも受けず、YouTubeでの動画や配信を通じて収益を得て選手としても活躍している。彼が仕事を辞めた時のnoteはその月のランキングにも載っていた気がする。面白いのでぜひ読んでほしい。(リンクを貼りますがもし不都合等ありましたらご連絡ください。すぐ対処します。)

https://note.com/keptkept/n/n134a82809b02

以上のように、この世界には同じように大会に出場していても背景や事情が違っていることがある。もちろん詳細は本人にしかわからないことが多いのだろうが、大会で活躍することとどのように生きていくかという人生感が一体となっているところが魅力の一つのように感じる。私も現在仕事を辞め、進学に向け準備しているが、彼らの活躍や動画内での発言などからは学ぶべきことが非常に多いと感じている。だからついつい動画を見てしまう。
自分のやりたいことや究めたいことのためにどのような環境を選ぶか、その先をどう見据えるか、他人をどう見るか。言わないこと、言えないこともたくさんあるのだろうが、それぞれが強くなるために努力している世界。単なるゲームの枠を超えて、スマブラは私を魅了する。


終わりに

プロとして生きていくって、本当に大変なことだとつくづく思う。彼らはこれからの人生をどう考えているのだろうか。20代、30代でプロゲーマーという道を選んだ彼らの人生観や哲学にも興味がある。私も、自分の専門分野で生きていこうとしている。彼らの覚悟や努力を見ていると、まだまだ自分にはそういうものが足りていないなと感じさせられる。精進あるのみだ。


というお話でした。熱く語ってしまった。間違い等があればコメントで教えてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。明日もお楽しみに!

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