レオパレスの建築基準法違反について考える。

今回のレオパレスの問題は建築基準法違反の話であり、サブリース自体の根本的な問題とは別物であるともいえる。ただ、家賃30年保証を堂々と掲示しながら、建築基準法違反の物件を売りつけている、まともに施工管理すらおこなえていなかったのは間違いなく責任はあるだろう。レオパレス側は工事業者側に全て責任を押し付けるつもりなのだろうけどね。

ネット界隈で話題となっていた壁が薄いなどのレオパレス伝説が実際には伝説ではなく、レオパレスの真実であった事はもっと追及すべきであろう。以前訴訟となった際に既に同様の問題が発覚していたにもかかわらず、経営レベルでは把握してないという言い訳は無理があるわけだしね。

さらにサブリース問題に目を向ければ、30年家賃保証と大きく掲示しつつも、10年経過後は2年ごとに見直すの小さく書いている。2年ごとに見直すのに、30年家賃保証とはあまりにも誇大広告ではないのかな？と思う。もっといえば築30年の家が家賃保証できるレベルではない事は誰が考えても明白。

様々な疑問点については契約したオーナー側にも責任はあるが、全てのオーナーから一切質問が出なかったわけがない。その際にどのように説明していたのか。また、このような物件を売りつけた責任を取る体力がレオパレス側にあるのか。ガイアの夜明けにはもっと頑張って追及して欲しいね。