好きな漫画の話
もし本棚に漫画を10作品しか残せへんならどの作品を残す?
数日前唐突に彼氏に聞かれたんやけど、いきなりどうした。
その時は「そんなん選べへんって〜」と言って話が終わったはずやのに、今になってじわじわと気になってきた。
もし本棚に10作品しか残せへんなら…
というわけで、自分的好きな漫画ベスト10を考えてみようと思い立って今に至る。
漫画は割と好きで、中高生の頃からちょこちょこと買い集めている。その中からベスト10を決める…決まる…のか…?
好きな漫画と一言で言っても、今ハマってる漫画、今はそこまでの熱量は無くてもなんやかんやでたまに読み返す漫画、人格・性癖形成に影響与えまくった漫画など色々ありすぎて選べないんじゃないか説、あるよね〜。
まぁいいや、こういうのって考える時間が楽しいし。
順位付けまでするとなると、よー決めきらんと終わるのが目に浮かぶので、思い浮かんだ順にサクサク行きましょう。語彙力皆無な感想とも言えない感想も添えて。
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1. 式の前日 / 穂積
“ふたりきり”の情景を紡いだ感動短編6篇
双子の兄弟、ワケありの親子、結婚をひかえた男と女…。“ふたりきり”という情景を温かく、鮮やかに切り取った珠玉の短編よみきり集。新進気鋭の著者・穂積のデビューコミックスにて最高傑作。
Wiki読んで2012年出版という事実に衝撃を受けた。せいぜい3、4年前の作品かと思ってたら8年前ってまじかよ。そしてこれがデビュー作ってまじかよ。高校生の時に読んでから、誰かにオススメ漫画聞かれたらコレを挙げる事が多いかも。短編集で、全作品を通して空気感が好きやけど、2作品目の「あずさ2号で再開」がもうね、もう。
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2. 皇国の守護者 / 伊藤悠 (原作:佐藤大輔)
人と龍が共存する世界で、小さいながらも貿易によって繁栄していた〈皇国〉と、その貿易赤字を解消するために海の彼方から侵略してきた〈帝国〉との戦争、それをきっかけとして激化する〈皇国〉内部の権力闘争を描く。
臨場感とか人間臭さとか凄い。もうなんせ凄い。スタンディングオベーション。私の拙い文章では魅力が伝わらへんけど、最初から最後までずっと息を呑んでたから、読み終わった後の疲労感が過去1やった。個人的には伊藤悠先生でコミカライズしてくれた事に感謝しかない。
余談やけど、架空戦記×伊藤悠が至高すぎて、十二国記が伊藤悠先生でコミカライズされたらもう死んでも良いかもしれへん(大袈裟)
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3. 一生好きってゆったじゃん / 横槍メンゴ
横槍メンゴが贈る7編の青春オムニバス 結ばれることのなかった初恋の人。憧れ続けた同級生。なりたかった理想の自分。永遠に届かないあなたに恋をしてしまった私たちは 戸惑い傷つき失いながらも、自分だけの答えを求め彷徨う―― 『クズの本懐』の横槍メンゴが贈る7編の青春オムニバス。
メンゴ先生の「めがはーと」とめちゃくちゃ悩んだ。世のメンヘラに送る恋愛オムニバス。一生好きってゆったじゃん、って人生で何回思えばええんやほんま。メンゴ先生の描く歪んだ純愛がたまらなく好きなんやけど、南無阿弥だいすきに関してはタイトルがもう天才。登場人物みんなそれぞれが歪んでて綺麗でただただ愛おしい。
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4. D.Gray-man / 星野桂
「機械」「魂」「悲劇」を材料に造り出される悲しき悪性兵器「AKUMA(アクマ)」。AKUMAの製造者で世界終焉への計画を進める「千年伯爵」。そして、唯一AKUMAを破壊できる神の結晶「イノセンス」に選ばれた存在である、「エクソシスト」達。主人公・「アレン・ウォーカー」もその一人であった。アレンは世界とAKUMAに縛られた魂を救うべく、仲間と共に長く険しい戦いに身を投じていく。
小学校高学年の頃にどハマりして、私の趣味嗜好に多大な影響を及ぼした本棚最古参。ノアの一族のキャラデザ最高すぎん???そういえばハロウィンでコスプレした時に額にノアの聖痕描いた事もある(遠い目)。咎落ち、アニタさん、教団本部襲撃あたりは何回読んでも泣く。
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5. 違国日記 / ヤマシタトモコ
「へんな人と暮らしはじめた。お父さんとお母さんが死んだので。」35歳、少女小説家。(亡き母の姉)15歳、女子中学生(姉の遺児)。不器用女王と子犬のような姪がおくる年の差同居譚。
私的に女子中学生の心の揺れ動きみたいなのが絶妙。もちろん大人ではないし、かと言ってお子様でもない、あの頃特有の不安定さと言うか。いや、大人から見たらまだまだお子様なんやけど。そして子供やからって甘やかすでもなく、邪険に扱うでもなく、対人間として一線引いてる槙生ちゃんみたいな大人が、あの頃近くに居て欲しかったなーなんて思った。居ったら居ったでケンカにしかならへんやろけど。
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とりあえず半分!5冊!びっくりするくらい自己満やけど!すーぱー楽しいコレ!
ただ我ながら語彙力無さすぎて感想酷くて笑うしかない。そういえば誰かにオススメ聞かれても毎回「ヤバい」「最高」「めっちゃ良い」「アツい」しか言わんし、内容はとりあえず読んでって感じやでアホ丸出しやのに、それでもオススメ聞いてくれる友達優しすぎてウケるな。
思った以上に長くなりそうなので前半後半に分けます。残り5冊はまた後半に。
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