見出し画像

日本は不幸?!~フィジーから学ぶ非常識な幸福論~

はいどうも、こんにちは!有暇チャンネルのMaruです!

今回は「世界で一番非常識な幸福論」という本を解説していきます。

音声で内容を聞きたい方はYouTubeでどうぞ!!

この本は、2014年世界幸福度調査で栄えある第一位を獲得した、フィジーという国に幸せになる習慣を紹介しています。

ちなみにフィジーは、オーストラリアの東側に位置する大小の島が集まった国です。

我々からしたら非常識と思われるフィジーの習慣の中に、現代の日本で幸せに生きるためのヒントが隠されているので、ぜひ明日からの自分の行動に取り入れてください!

では早速行ってみましょう!

①日本人が幸せになりにくい理由3選

画像1

まずは「なぜ我々日本人が幸せを感じにくいか」ということから解説していきます!

理由は三つあります!

日本人が幸せを感じにくい理由1つ目:仕事の優先順位が高すぎるから

OECDのデータによると、日本人の仕事をする時間は、世界26か国中で第一位です。

休日を含めた26か国の平均仕事時間は4時間19分なのに対して、日本は6時間15分です。

もちろん仕事が楽しくて仕方ない人はこれでも良いと思いますが、仕事を嫌々やっている人からすると仕事の時間が長ければ長いほど苦痛だと思います。

日本人が幸せを感じにくい理由2つ目:人付き合いの中で世間体を気にしすぎているから

日本人は、周りから変な人と思われたくないあまり、多数派に合わせて空気を読んでいる人が多いです。

空気を読んだり、行間を読むと言ったことは日本人の素晴らしい感覚ですが、これも度がすぎると自分を苦しめてしまいます。

空気を読みすぎて、「今」という時間を楽しめていないと、幸せは遠のいてしまうので、やり過ぎには気を付けましょう。

日本人が幸せを感じにくい理由3つ目:人間関係が希薄すぎるから

日本人は仕事の時間が多いとお伝えしました。

それも関係して、家族や友人との時間も少なくなってしまい、人間関係が希薄になりやすい環境です。

人間1人でずっといて幸せになることはできないので改善する必要がありそうです。

ここまでで我々日本人が幸せになりにくい理由をお話ししてきました。
次にフィジーから学ぶ、幸せになる4つの習慣をお伝えします。

②フィジーのから学ぶ4つの幸せの習慣

画像2

幸せになる習慣1:物もお金もなんでも共有する

フィジーでは他人とものをシェアする意識がとてつもなく高いです。

フィジー人はそもそも自分のものという私有感覚が低いそうです。

シェアハウスをしていれば、他人の服でも勝手に借りて大丈だし、近くで車を買った人がいれば、それもみんなが勝手に使うそうです。

日本人からしたらありない感覚だと思いますが、フィジーではこれが当たり前だそうです。

フィジー人はいいものを所有することが幸せではなく、物や経験を多くの人と共有することが幸せと捉えられるそうです。

ではなぜ、この共有で幸せを感じられるのでしょうか?

それは「共有することで、自分の存在価値を確認できるから」です。

アドラー心理学では「人間は他者に貢献できていると自分で感じられた時に自らの価値を実感できる」と言っています。

また、最大の不幸は自分が周りに必要とされていないと感じてしまった時とも言っています。

つまり、モノでもなんでも共有することで、自分という存在が周りから必要とされている、と感じられることで幸せにつながるのです。

画像3

幸せになる習慣2:自分にも他人にもテキトー

フィジーでは、細かいことは気にしない精神が強くあります。

例えば、飲食店で注文したものと別のものが来たり、会計が間違っていたりと、かなりテキトーです。

その中でも最も多いテキトーは、約束を守らないことだそうです。

これも日本人からしたらかなり、非常識ですよね。

なぜこんなにテキトーで社会が成立するかというと、成功や失敗は自分や相手次第でないという考えがあるからだそうです。

成功や失敗は神がしたことという認識で、失敗しても反省せず、成功しても自分の手柄と思わないそうです。それよりは、目の前の人をなんとか助けてあげたいという気持ちが強いのです。

テキトーすぎるのもどうかと思いますが、自分にも他人にもおおらかということは幸せにつながりそうではありますよね。

画像4

幸せになる習慣3:現在にフォーカスする

これは自己啓発本などによく載っていますよね。

ではフィジーの人々はどうやって今にフォーカスしているのでしょうか?

それは、過去のことをだらだらと反省したり、わからない未来のことを心配することをしないのです。

また、フィジーには「トークアンドラフ」という言葉があります。

トークアンドラフとは「話をして笑い飛ばす」と言ったような意味です。

フィジーの人も叱られたりして落ち込むこともあるそうですが、その時間がすごく短いのです。叱られたことをネタにしたり、とにかく人と話して、笑い飛ばすのです。

いつまでの過去の失敗を悔やんで、前に進めない人は、トークアンドラフのようにも考えられると知っておきましょう。

画像5

幸せになる習慣4:人とのつながりをすぐ作る

フィジーの人は、初対面でも、出会って5分で家に招き入れランチをするそうです。

なぜ人ととのつながりを作ると幸せになれるのでしょうか?

それは、人間の幸せに最も関与しているものが、お金や地位などではなく「人間関係」だからです。

いくら物質的に恵まれていても、人間関係が悪ければ、しあわせにはなれません。

人間は他者に貢献するという行為で幸せを感じやすい生き物です。

自分の幸せばかりと求めていると人間関係も悪くなり、結果幸せにはなれません。

他人の幸せを自分の喜びとして捉えることが、フィジーの人はとても得意です。

日本では「隣の芝は青く見える」ということわざがありますが、筆者に言わせれば、フィジーでは「隣の青い芝で一緒に遊ぶ」というような感覚だそうです。

これは面白い発想ですよね!

③まとめ

画像6

さて今回は「世界で一番非常識な幸福論」という本の解説をしてきました。

最後に要点をおさらいして、明日からの自分の行動に取り入れてみましょう。

我々日本人が幸せを感じにくい理由は三つありました。

1つ目:仕事の優先順位が高すぎるから

2つ目:人付き合いの中で世間体を気にしすぎているから

3つ目:人間関係が希薄すぎるから

そして、フィジーから学ぶ、幸せになるための4つの習慣をお伝えしました。

1つ目:なんでも共有すること

他人と共有することで自分の存在価値を感じられます。

2つ目:自分にも他人にもテキトーになること

適度にテキトーになることで、自分にも他人にもおおらかになれて、幸せに近づけます。

3つ目:現在にフォーカスすること

過去を悔やんだり、未来を心配しすぎ流のでなく、現在にフォーカスして今を楽しみましょう。

4つ目:人とのつながりを作ること

人間はお金や地位だけでは幸せにはなれません。

他人の幸せも自分の喜びとして感じ、隣の青い芝で一緒に遊ぶ精神を持ちましょう。

以上のことをお話ししてきました。

④Maru的補足

画像7

最後に私Maru的補足をさせていただきます。

今回紹介した習慣は、タイトルの通り、我々日本人にとってはかなり非常識なものでした。

明日からこの考え方を100%取り入れて過ごしてみるのも良いとは思いますが、おそらく高確率で「どうした??」と言われると思います。

いきなり行動を変えすぎるのは、周りも戸惑うし、自分も結構なストレスを感じると思います。

ですので、今回紹介した習慣を、ほんの少しずつ試していくと良いと思います。

例えば、自分にも他人にも厳しすぎて、息も詰まるように生きていた人は、少し肩の力を抜いて、適度にテキトーにしてみたり、家族や友達との時間を意識的に多くとってみるなどするのもいいかなと思います。

何事も度が過ぎると良いものはないので、少しずつ自分や周りの環境にあった考え方や行動を探していくことが、現実的に幸せに近づく方法じゃないかなーと個人的には感じています。

私は最近、仕事をなんとしてでも定時に帰ろうと、爆速で仕事をしていましたが、職場の人とかるーく雑談する時間は少ないなと感じていたので、定時を少しすぎても良いから人とのつながりを意識的に増やしてみようと思いました!

皆さんも何か一つだけ、日々の生活で意識してみてください!

皆さんの生活がより良くなればと思います!

今回は以上でございます! ではまた!!

画像8


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?