もっと、もっと。

同棲して約半年くらいのカップル。(年齢設定自由)
いつも彼女の方が先に仕事を終え、帰宅して彼を熱烈な抱擁で出迎える。しかし今日は何故か抱きついてこない。

(台本スタート)

ただいまー!

…?あれ?…どうしたの?ほら…ただいま!

(もう一度迎え入れるポーズを取るが彼女は突っ立っている)

…どうした?…(手首を掴んで引き寄せて)
ただいま!…え、俺なんかやらかした?
《何もしてないよな?汗》
抱きついてこないの?どこか痛いの?嫌なことでもあった?
…んー。《わかんねー!》とりあえず、俺、着替えるから…
って、服引っ張るなって!
伸びちゃうって!

(引き離そうとするが彼女が離してくれない)

おーい!やめ……やめろって!
(ようやく彼女の手を服から離して、彼女と正面で向き合う)

どうしたの?
(目に涙を浮かべ始める彼女)

え、おいおい…どうした?!
…あたしの事、本当に好き?って?
なんだそれ!(照れながら)
誰かに何か言われたのか?…いやいやいや、泣くなって〜!

(暫く戸惑ってから、真剣な表情になって)

好きだよ、凄く。
…お前の事しか考えてねぇよ。
(ぎゅっと抱き締める)

なんでそんな事、急に聞くの?
…情緒不安定になる時期?…あー、そっか!
月末から…生理か。それは辛いよな…
ウザくてごめんて?
そんな事で謝るなってー!

なぁ、俺すぐ着替えるから、待ってて!
それで、一緒に飯食って、その後少し飲もう?
で、お前がしたい事しよう?
風呂?マッサージ?テレビ?
…え…歌?…いや、良いけど、え、
何歌って欲しいの?
(彼女、即答で)

CHAGE and ASKA?(歌手名変更可能)

仕方ないなー。(ちょっと照れつつ)
特別だぞ?

(「ラブ・ソング」を歌う)←歌変更可能

☆実はこれは、風邪をひき、ママに優しくされている長女に嫉妬する次女と、私とのやり取りから生まれた台本です。
「歌って欲しい」の部分は、現実では「抱っこして絵本を読んで、ママ!」です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?