道端の梅

「ありがとう」と「ごめんなさい」と。

皆さん、ご家族に、ご友人に、お知り合いに、ちゃんと言えていますか?
親しい間柄ほど「察して欲しい」と思うかもしれません。
でも、言葉にしなければ伝わらないですし、特に「有難う」は積極的に言葉にする方が良いと思います。

うちでは、何かしてもらったら、必ず「有難う」を言います。
ご飯を用意してくれて有難う、洗濯してくれて有難う、買い物してくれて有難う、傍にいてくれて有難う……いっぱい、惜しげもなく言います。
「あなたが大切だよ」も家族には頻繁に言います。
最初は、「外国じゃないんだから……」とも思っていたのですが、今や外国がどうの、日本がどうのという時代でもないですし、もうじき元号も変わります。なら、察して欲しいなって思い続けて、なかなか伝わらなくて、モヤモヤを抱えるより、すっきりと口に出してしまったほうが早いと思います。

勿論、逆もそうで、モヤモヤすることがあったら、何でもしっかり話し合います。「こういうことにカチンときた」と相手に伝えて改善してもらいます。その時には必ず「ごめんなさい」と言われますし、言います。例えば、スマホしながらご飯とか、「ごめんなさい、食べるか遊ぶかどちらかにしてください」とお願いして、止めてくれたら「有難う」と伝えています。家族も「ごめんね」と謝ってくれます。

わたしの体験からですが、「有難う」と「ごめんなさい」、加えて「あなたが大切です」という言葉は、生活の潤滑油になっている気がします。尤も、時間をかけて積み重ねてきたものがあるから、そうなのかもしれませんが。
でも、この3つの言葉、どれも素敵な日本語だと思っています。咄嗟に口にだせる人は素敵だなと思いますし、自分もそうでありたいと思います。


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