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はちべいポエム15

なにも考えずにただ生活しているとひとは自然に判断し行動しているものだ
ひとはまず、好きか嫌いかどちらでもないかを判断している
それから時間をある程度かけて、自らの損得と居心地の良さをはかる

1.自分自身の生き方を見返す
他人と比べずに、昨日の自分と比べ
少しでも自分を良くして行けているのか
悪しきことに染まらず良きことをなし、謙虚で腐らず
浮き沈みする気分に流されず
正義の刀はふところに収め、まわりが幸せそうにしているのを
良しとして生きていくこと

2. 自分をいつも見方してくれるひとの存在に気づく
どんなときも状況が変わったとしても、そのひとが自分にとって安心のできる信頼に値するひとなのだと理解し、こんなひとがそばに居てくれるありがたさに気づくこと

この二つはとても時間と手間のかかるもの
一生をかけても達成したり得られるものではないかもしれない
また、心で想うよりも実践は困難を極める
しかし、この二つが唯一ひとの根本的に潜む自分本位な考え方を打ち破るものである
他人の見方を単に自分の損得ではなく、そのひとが人徳にあふれ、ひととして魅力があることをひとの見方の第一優先に思い、好き嫌いを極力抑え、ひとのために自分ができることを考えるようになる
昨日の自分よりは少しだけマシな人間になるために、ほんの少しずつではあっても自分で決めてやっていこうとしなければ、決して近づくことはできない
人の行いに気づくのではなく
自分の心の動きに気づくことが深い気づきとなる
この志を持ち続けることは、忍辱(にんにく)を伴わなければ難しい
忍辱とは、自分が必ず良くなると信じて
積極的に耐えるひとの志のことである
すべては自分を良くするために他人様の行いを誹謗中傷するひまがあったら
自分が習うべきかどうかということのみに徹する自分の意志ある生き方である