第120回 THE SCHOCKS
リアルな終焉の一部始終
まだDVDが普及する以前、レンタルビデオで
VHSが全盛を誇っていた時代です。
それはそれは、とんでもなくえげつない
恐ろし気なビデオを老若男女問わず、誰でも
借りて観ることが出来ました。
えっ? 貞子が出てくる映画だろって?
うんうん、確かにあの作品も
恐ろし気ではありますが、今現在でも
大人気ジャパニーズホラーというジャンルで
普通に観る事は出来ます。
ソレは恐らくサブスクや、動画サイトで
探しても、見つける事は出来ないでしょう・・・
明確な答えは有りませんが、小生の推察だと
様々な観点から未成年者は勿論の事
一般に公開するには、副作用が心配される
事だと思われます。
かくいう小生も、少年時代に観て
奇人変人ながら心をドス黒くさせられた
経験が有ります。
事故、事件、戦争、災害等を扱った
ドキュメンタリーで
最近でも、衝撃映像的なバラエティ番組は
放送されてますが、人が死亡する様なシーンは
殆ど流れません。
が、目の前で死亡してしまうシーンを
流してしまうのが
このザ・ショックスという作品なのです。
実は、ザ・ショックスは幾つか地上波でも
放送されており、コーナーによっては
コメディたっちに描かれているので、比較的
まだ見れるレベルなんですよ。
幾つかの類似作品が存在していて
小生はその全てを見た訳では無く
現時点で、その中でも問題作と思われるのが
デスファイルです。
主に被害に遭われた方々の
亡骸に焦点を当てた内容になっていて
ゾンビ映画の様な作り物のグロさなど
足元にも及ばない気持ち悪さを見られます。
一見大半の方々が自分には
関係の無い作品だと思われるでしょう・・・
しかし、小生にとっては
現実はどんな形で有れ、
人の死はドラマの様な奇麗なモノでは無く
気持ち悪い姿を人前に晒すモノなんだと
死を一層、嫌なモノに感じました。
現時点で日本の自殺者は15000人を
超えてしまっているそうです(警視庁調べ)。
そんな思い詰めている方は、一回でも
見てみるとよいかもしれません。
難しいかもしれませんが・・・。
(有難う御座いました、音量にご注意ください!)