ゴールドVS米国株「1981年の米国金利ピークからITバブルまで」をチャートで振り返る
下のチャートをご覧ください
黄色 ゴールド
灰色 シルバー
赤 S&P500
青 NYダウ
黒 MSCI USA(米国株612銘柄配当債投資)
約20年で次のように上昇しました。
黄色 ゴールド 約マイナス15%
灰色 シルバー 約マイナス30以上
赤 S&P500 約12倍
青 NYダウ 約12倍
黒 MSCI USA(米国株612銘柄配当再投資) 約18倍
1980年から2000年まで特徴として
長期金利の低下と株式市場の上昇
1981年から始まった長期金利の低下は、企業の借入コストを減らし、株式市場の魅力を高めました。継続的な金利低下が株式市場の上昇を支えました。経済の安定と成長
1980年代から1990年代にかけて、レーガノミクスによる減税や規制緩和が進み、経済は安定成長しました。この間、米国株は力強い成長を続け、常総相場が持続しました。技術革新とIT革命
1990年代には、インターネットの普及とIT関連企業の成長が加速し、ナスダック市場のハイテク株が急騰しました。新しい経済に対する期待が株式市場を活気づけました。ITバブルの形成
1990年代後半、IT企業の株価は急上昇し、投資家の過剰な期待によってITバブルが形成されました。新興企業の株価が急騰する現象が続きました。市場の過熱とバブル崩壊の前兆
1999年から2000年にかけて、ITバブルは頂点に達しましたが、企業収益の実態を反映しない過剰な株価上昇が見られ、バブル崩壊の兆しが現れました。
私の視点で解釈しますと
・金利水準ではなく継続的な長期金利低下が株式上昇を後押し
・経済が安定成長している時代はゴールドは低迷する
・株価高成長時代でも配当再投資は大きな差になる
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