第17回 富士ヒルクライム レポート

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2021年6月6日に開催された富士ヒルクライムにて、3回目の参加で初めてシルバー達成できたので備忘録を兼ねて、まとめてました。

【目標】

3回目の『富士ヒル』。
今回は75分切りをターゲットに設定。
Zwiftや実走での走り込みによるPWRの向上に努めつつ、GW中に納車したばかりの新しい機材と直前の減量で本番に臨んだ。
過去2回、2018年:89分・2019年:82分と進歩はしているものの、"やるからには何が何でも75分切りのシルバー達成をしたい!"というのが今回唯一で最大の目標。
体重は61kg→58kgに減量。(ガチならもう1.5kgぐらい絞れたかな)
レース1週間前の金曜から丸々1週間、渋かったホイールのベアリング交換でショップに入院していた為、 実走による最後の追い込みができず、CTL60という舐めプな状態で、諦めに近い境地で挑むことになった。

【レース】

3:30起床、朝シャワーで頭と身体を起こしてから5:00に駐車場到着。10分だけローラーでアップ後、スタート地点に向かう。
6:35、第3グループにてスタート。
1.3kmのパレード区間、ここで頑張る必要は全くないのでまったり脚と息を整えながら、交差点を左折してからリアルスタート。まったりし過ぎて後方から集団を追いかけることに。
料金所を過ぎたあたりから始まる登り。ここの勾配が意外とキツく、ここで頑張り過ぎない事が肝というのは過去2回と2週間前の試走時に体験済み。ゴール地点でHP0になるペースを念頭に気持ちをセーブしつつ、とはいえ単独走になるとタイムに響くのは明らかなので、周りのペースより少し速めな4.5-5倍で頑張る。
10分くらい経過してほどなく前方にRXジャージの方を含む10名ぐらいの見るからに良さげなトレインにじわじわと接近。(後にその方がTom's CyclingのTOMIさんと知る) なんとか追いつくことができ、以後ゴールまで終始3.7-4.1倍でペーシング。 ピンクのジャージの方のほぼ1人牽き。
富士ヒルは平均勾配が緩くスピードが乗るので、集団走行の効果はバツグンで、肉体的にはもちろん、何より精神的に助かった。 個人的に1番辛かったのは3合目~大沢パーキング間。1人なら「もうキツい・・・」と心が折れそうな時も周りに"同志"がいるだけでも勇気100倍。 ほぼほぼ付き1ポジションで申し訳ないと思いつつ、大沢パーキングまで乗り切ることができた。
この時点でシルバー達成が十分可能な通過タイムだったので、後は記録追求のお楽しみタイム。 大沢パーキング~フィニッシュ地点までの最終区間は、スピードが最も出る平坦+ゴール手前の最後の急勾配。これまで我慢してきた最後の力を振り絞ってオールアウト。なんで最後の最後にキツイ坂があるんだよと半泣きになりつつ、無事ゴール!
手元のサイコン計測で1時間13分48秒で念願のシルバー達成。ずっと目標としていたので感無量。同じ脚力によるパック+第3ウェーブスタートで前方の渋滞やライン取りを気にせずストレスフリーで走れたのが結果的に良かったかも。
事前の天気予報通り、小雨で時折強風に煽られたりしたが、ずぶ濡れになることもなく、暑からず寒からずのちょうど良いコンディションで挑むことができた。

【リザルト】

https://www.fujihc.jp/info/result/

1時間13分45秒
NP:228w, 3.89w/kg

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【機材】

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サイコン・ペダル込みで7.11kg
元々乗っていたCanyon Ultimate CF SLXに比べて、10%を超える勾配でもない限り、全域で速い。シッティングで淡々と回していく自身のスタイルに合っているのか、峠道でも長距離乗っても疲れにくい印象。
ディスクロードを少しでも軽量化したいと思い、前後のディスクローターを140mm化。下りでも全く問題なしで結果的に大正解。

【今回の推しアイテム】

①MAURTEN DRINK MIX 320

https://maurten.jp/drink_mix320/

マラソンランナー御用達のカーボローディング粉末で、値段は高いけど、食事よりも低カロリー、且つ、身体に負担をかけずに確実な摂取が可能なのがナイス。今回は3日前の夕食時から1日1袋ずつ摂取。
最後まで攣ったりエネルギー切れせず、力を振り絞る事ができた。

②AbusoluteBlack Graphenlube

https://absoluteblack.cc/graphenlube-worlds-best-chain-lubricant-coating/

UFO Dripと似た製品でそれ以上の性能という評判だが、インプレが少なく人柱でメーカーHPから小瓶×2を購入・ぶっつけ投入。
普段使っているドライ系のルブに比べ、チェーンがスルスル回り、小雨程度では落ちる事なく、最後まで快適に走ることができた。
前日に試走した際、普段の塗り方だと塗布不足気味だったので、夕方に重ね塗りで対応。割とタップリ目に塗布するのがコツかも/

③BOOST SHOT

https://www.podium.co.jp/lineup/3523

今回、1番のヒットアイテム。
前々から気になっていた商品で大会前日のブースにて購入。
レースの1時間前に摂取がオススメらしいが、効果切れの時の話も聞いていたので、スタート45分前に摂取。ちょうど1時間後ぐらいから効果を感じはじめ、ぐーたらな自分でも終始、集中力を切らさず走り切ることができた。これは今後も決戦時に使いたいと思う。









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