麻雀本

先日やっとのことでおしらせ本を読み終えた。内容はかなり濃いものとなっており、ウイスキー1炭酸水1のハイボールくらいか。
買ったのが照り付ける日差しの強い夏の日だったのでかれこれ半年程かかったことになる。ゆっくり読みすぎたせいで前半の内容はすっかり忘れてしまった。

半年前の事を忘れているのだからそれ以上となるともちろん忘れているわけで、昨日寝る前に食べたカップラーメンのことすら記憶にないとなると少々不安になってくる。ウイスキーを飲みすぎたせいだと思いたい。

おしらせ本以前に読んだものに関してもほぼほぼ覚えているわけもなく、かと言ってもう一度読み返す時間も今の所はなくただ読んだだけとなっている。買ってから10年以上経過しているにも関わらず未だ未読の物もあり、今読んで現代麻雀に活かせるのかという懸念はあるがせっかくだからそのうちに1回は目を通そうと思う。
そう思って10年が経過したわけだが…

もちろん全てを忘れたわけではなく、印象深いものは覚えている。

先に愚形が埋まって好形が残ったからこのツモには勢いがある

私はこの記述を読んで盲信してしまい早速雀荘で試したのであるが結果は放銃。勢いが足りなかったようだ。
懐かしい話である。

私は興味があることに関しては結構覚えているタイプだと自分では思っているのであるが、麻雀本に関してはからっきしである。もちろん興味があるが故購入しているのであるが私の想いに脳が付いてきてくれないようである。やはり片思いは切ないものだ。

私は気づいた時には麻雀本好きになっていた。
初代の麻雀覇王ブックスを全て持っているほどだ。いや嘘だった。
手役大図鑑やオカルト戦法の本はあるが何切る本だけ欠けていた。
オカルト本を買うなら何切る買っとけと当時の私に言いたいが、昔は何切るが好きではなかったからか真相は不明だが、今では何切る本もレパートリーに入りウザク本ももちろん所有している。

現代麻雀技術論の著者であるネマタ氏が私のノートをフォローしてくれた。
きっかけは私がネマタ氏をフォローしたことによるとしか考えられないが、無名の私をあのネマタ氏がフォローしてもらえるなど至上の喜びである。

そんなネマタ氏の現麻本であるが、私の中で読みかけで数年が経過した唯一の麻雀本となっている。
理由は至極単純で読んでいて疲れてしまうという私のスタミナ不足によるものだ。

内容が濃いのだ。
ウイスキーストレート。
混じりっ気なしの極上品だ。

ここ何年も現麻本を開いていなかったがこれを機にもう一度チャレンジしてみたいと思う。

とりあえず今読みかけの平澤本を読み終えてから考えよう。
平澤本も読み始めてから結構な日数を要しているわけではあるが。