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自分の作品に呪われないために

 自分の表現を届ける手段として、まずはハンドメイド作品にして売ったりワークショップを開いたりするために新たな資格、講師の勉強をした。

講師の資格を取ったけど、取ったことでやりたい事は増えた。

青い初動で作った作品を今年に入って自分でも身に着けるようになってから、私の生活は随分改善された。

・仕事中の時間の流れがゆっくり穏やかに感じる。

・オタワタする瞬間にも、どこかで冷静な脳がgoodやbetterやbestの判断をしてくれる。

・自分肯定感を持つので、堂々としていられる。(以前から自己肯定感はあったほうだけど、良い出会いが増えた)

・今は二刀流で作家活動を出来ている。そんな職場にも恵まれた。

などなど。


 記事タイトルでも思ったことだけど、自分の内からなる源泉から表現した作品は自分に自信を授けるので、良い作用しかない。

初めに青い初動で作った作品たちは技術面もプロモーション力も足りないけれど、今後いくら技術を身に着けたとしても、決して他者と比べられない自分だけの源泉から湧き出た水を表現し作っている限り、自分自身が自分を、自分の作品に呪われることはないなと感じている。それくらいの清々しさがある。

 初めて自分の作品が1つ売れた時、初めて自分の作品を好きだと伝えられた時。多分誰しも嬉しかっただろうと思うしそれが生活に直結するなら沢山売れなきゃ困るんだけど、だからと言って安易に借り物やパクリや他者の表現を妄想扇動して売れたって、私は自分を誇れないしその作品に呪われる。

青い初動を忘れた人が、無自覚にも他者の青い初動に惹かれるのは自分の中の忘れ物を見たからかも知れない。だからと言ってそれを盗っていくのは表現者としては失格だ。

だから私は自分の湧き水しか表現しないし青い初動を忘れずにいたい。

自分の中の静と動。本質や冷静さは青く、情熱はオレンジ色に燃える。


※因みに写真の『時間の花(命の灯)』は源泉から湧き出る蝶や反射する光を、水中から源泉がふつふつと湧き出る泡と、命の灯が瑞々しい地上の泉(同時に水中でもある)で咲いている不思議な世界をレジンで表現したもの。

自分の源泉から湧き出る水だもの。不思議だけど、自分の時間を取り戻すモチベーションも上がる。闘いに挑む闘志もね。





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