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#4 変化


1.突然の告白

父が亡くなって半年が過ぎた頃、母が突然昔の恋愛話をしてきた。「なぜ今頃??」と思うようなカミングアウト。その話は何とも切ない感じだった・・・
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父と母は東北の人間でありながら、出会いは東京でした。
結婚当初、母は働いており、職場の経理部の男性から好意をもたれていたそうです。その男性は母が結婚している事を知っていましたが、アプローチしてきました。
男性は自分の母親にその事を相談しました。母親はこう答えたそうです

母:その人は幸せなの?
息子:・・・多分幸せだと思う
母:その人の事が本当に好きなら、好きな人の幸せを願うのも好きな気持ちの一つではないですか。

男性はそれでも諦められず、母の姉の所へ行き、承諾してもらえないかとお願いしたそうです。
結局「結婚しているのでダメです」言われ、お別れしたそうなんですが、その時
「俺の事、絶対忘れるなよ!」と言われたそうです。

そして時が経ち母が65歳の時、街ですれ違ったというんです。
母は自分の実家の電話番号をその方に教えていたようで、随分と時が経ってから掛けてきたそうです。その時対応した叔父は住所・電話番号までは教えなかったものの「仙台に住んでいる」と言ったそうです。

40年も前の事ですが母は直ぐに分かったといいます。昔と変わらず、背が高くて素敵な方。
でも自分はというと・・・とても恥ずかしくて声を掛けられなかったそうです。相手の方も恐らく気付いていたようですが、声はかけてこなかった。
その方は母よりも8歳年上で、今どこでどうしているのか・・・
そんな話をされました。
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母は結婚しているのに、この男性と結婚!?
叔母のところへ行き承諾してもらう!?
何とも突っ込みどころ満喫の話なのですが、
この時は母にもツインレイがいたのか・・・と思っていました。
何故このタイミングなのか?とその当時は思っていて、それは自分に対してのメッセージなのではないか?とまで思った。
でも最大のメッセージは、お相手のお母さまの言葉だったのではないかと今になって思う。

2.手放してみようかな?

ツインレイ男性を思い始めて6年。巷に溢れるツインレイ情報を見ては『サイレント期間』と思い、日々彼を想い、色んなスピリチュアルな事にも手を出してきた。でもそんな自分にも疲れてきてモヤモヤとする日々。
「一旦手放してみようかな?」考える事を辞めてみよう!そう思いました。
きっと今の自分には手放しが大事!そうしないと統合出来ない!という気持ちと、母から聞いた話・・・

その人を本当に好きなら、幸せを願うのも好きな気持ちの一つではないか

ツインレイと出会い、コロナ禍があり、そして彼が海外に行って3年。
そもそも本当にツインレイなの?
自分の中で気持ちが揺らいでいた。

3.これから起こる事

この頃タロットリーディング動画もあまり観なくなっていた。変わらない現実・・・っというより、変わりっこない現実に疲れを感じていた。

ある日、いつも観ていたリーディング動画(悪魔、ヘビ憑きのタロットリーダー)で

こういったリーディング動画は観なくなりますね。
メンターの様な存在の方ができると思います。

というリーディング内容の動画を観た。3択リーディングだし、全ての人に当てはまる訳ではないけど、この人のリーディングを信じていた所もあった。この時のリーディングは恋愛系ではなく、これから起こること。。。というような内容のリーディングだったと思う。

メンターの様な存在

そんな人、本当に現れるのかなぁ・・・そんな風に思いながら1ヶ月が過ぎた頃、あるブログを目にすることになる。
そこから大きく私の思考は変わっていった。








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