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「ブルー・シャトウ」の歌詞

昭和は輝いていたという番組の作詞家·橋本淳さん特集を見て、小さい頃から昭和歌謡好きな私が長年疑問に思っていたことがようやく解決した。

それは「ブルー・シャトウ」は実在した同名のキャバレーが由来で、ストックホルムに行った時に見た森の間に小さい湖がある風景を重ね合わせてできた歌であるということ。

初めて聴いた時からブルー・シャトウって何だろう?なんてメルヘンチックで、聴く人の想像力をかきたてる歌詞なんだろうと思っていたがまさかキャバレーの名前だったとは。
そのキャバレー、この歌が大ヒットしてる時かなりの客入りだったんだろうなーとか店長とか従業員はどういう気持ちでこの歌聴いてたんだろうなーとか要らない想像までしてしまった 笑


私なりにこの歌の歌詞を解釈すると、
とある男性が前に見た「ブルー・シャトウ」の情景があまりにも素晴らしくて今度はお付き合いしている女性と再び訪れて……
とここで、また疑問が。

涙を流すほどバラの香りが苦しいって一体どれだけの本数のバラが咲いているのかということ。
相当な本数無いとこんな体験はできないだろう。

いや、待てよ。♪涙をそっと 流すでしょう〜 だから女性はまだこの情景を見ていないのか。つまり、まだ男性が女性に「こんなに素晴らしい所だったんだ」と語って聞かせている段階なのか。
いやもしかしたらこの男性も夢の中で「ブルー・シャトウ」という不思議な情景に出会っただけで実際には見ていないのかもしれない、そんな気もしてきた。

私こんなに歌詞を深堀りしたの初めてかも 笑
でも橋本さんの歌詞がそうさせるってことなのよ。
聴く人によってどうとでも受け取れる、正解が無い歌詞ってなかなか書けないよ。

皆さんはこの歌詞、どう解釈しますか?