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⑥朝まで続く訴えがしんどい
小児精神科では、息子は強迫性障害(OCD)と診断された。
シャワーを何度も浴びる。一回の洗濯で洗濯液はボトル半分を入れる。服についた水滴を異常に嫌がる。学校での授業中、突然関係ないことを言う。言ってはいけないことを友達に言う。
これらの行動はもちろん深刻だった。毎日のように洗濯をするたびに、息子と言い争いになることが多かった。
正直、しんどかった。
しかし、これが私の言い訳になるかもしれないが、息子はクラスでは明るい方で、おちゃらけもの、癒し系、ちょっと空気が読めない不思議系だった。これが彼のキャラクターであり、普通を求めるのは彼には残酷だと思った。だから、周りの協力や理解を得ながら生きていければいいなと考えていた。
学校には息子が通院していることや、精神科の薬を飲んでいることも伝えてあった。
何より一番しんどかったのは、夜中や朝方まで、私が寝ているにも関わらず、息子が枕元で訴えてくることだった。「新しいノートじゃないと勉強ができない」「一週間後の調理実習のために今すぐ野菜を買いに行かなくてはならない」など、今それを言ってどうするの?と思うような無理難題を朝4時まで繰り返す毎日が続いた。
とうとう私は限界に来て、体を壊してしまった。
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