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地球🌏体験記*ツインスター物語*出逢い編②

2020年1月某日。

世はまだ
コロナが本格化する前のこと。

私は1度目の婚活パーティーに参加する為
都内へ出向いた。




物凄く緊張していた。

心臓バクバクで
変な汗を終始かいていた気がする。



私がその日選んだ婚活パーティーは
個室形式のパーティーだった。

それぞれのブースに番号が振り当てられ
座るブースは予め決められており
始めに案内され

パーティーが開始すると
男性のみ
数分毎にブースを一つずつ周っていく
というシステムだ。


初めに案内されたブースで
一緒になった男性は
始まるまでは話さなかった為
顔はよく見ることができなかったが

長身でスラッとしていてスタイルが良く
オシャレで
絶対にモテるだろうなという感じの
印象を受けたのを覚えている。


パーティーが開始して
一番に話すのは
同じブースのその男性からだ。

歳は48歳(だったかな?)と
見た目に伴わず意外と年齢が上だったが
やはり
いわゆるイケメンと呼ばれる部類に入るかた
(表現方法が失礼で申し訳ない)
だろうなと思った。

話した内容は
・職場では役職者の立場だから職場恋愛は絶対に考えてこず出逢いもない
・ピアノが趣味
ということしか覚えていない。

その人に興味がなかったわけではない。


絶対にモテるだろうその男性との格の差も多少感じていたが
持ち前のコミュニケーション能力により普段そういうことで身構えることはしない(見せない)タイプの私でも
とにかく身構えてしまい
不慣れな場に対する緊張と相まり
自分を出すことができなかった。

その時のパーティーでは
他にどんな人とお話したのか
今はもう全く覚えていない。

同じブースになったその男性とも
あまりしっくりきた感覚はなかったが

他に印象に残る男性もおらず
緊張していた私にも
きちんとお話してくださり

マッチング前に
印象が良かった人にする
♡いいねもいただいたので
その方を候補の一番にした。

残念ながらマッチングにはならず
私がその男性を選んだことはその男性は知らないはずだが
その男性は少し気まずそうに申し訳なさそうにしていた。

きっとその男性も
私は一番ではなかったけれど
気を遣って♡いいねを
して下さったのだろう。

私も多少ショックは感じたが
それよりも正直
安堵感の方が勝った。

あんな王子様みたいな男性と
結婚など考えられない。

凡人の私には
生活スタイルがかけ離れ過ぎている。

彼の色々を勝手に想像しながら
(実際に、現実のものかどうかは分からないが
彼の生活のビジョンが見えた)
そう感じた。

終わった後
どっと疲れた。

こうして
婚活1日目は終了した。




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