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地球🌏体験記*ツインスター物語*出逢い編①

2020年月7日。

その日私は
婚活を始める決意をしてから
回目の婚活パーティーの予約をしていた。




そもそも
婚活を始める予定ではなかった。

正確に言うと
【こんなにも早く始める予定ではなかった】だ。



2019年1月に
抑鬱状態
と診断され療養をし
8月に一度仕事に就いたが
職場環境が合わず
2ヶ月もしないうちに退職。

2019年12月に再度就職をし
仕事や環境に慣れるまでの半年程は
恋愛や結婚を考えず
仕事に集中しようと思っていた。

私は生まれつき身体が弱く
頻繁に体調を崩す為
一度に複数のことを始めて
充実させるというキャパがないことは

これまで33年間生きてきた中で
重々承知していた。



では何故
半年を待たずに
婚活を始めるに至ったのか。

これには
ちゃんとした理由がある。

思いつきや
恋人がいないことによる寂しさから
などでは決してなかった。

勿論
そういう理由から婚活を始めることが
悪いことと思っていたわけではない。

今でこそ
【自分の感覚や感情・直感】
というものの重要性を
より深く体感している。

しかし
当時は
自身のこれまでの体験から
きちんと計画性を持って行動していく
ということに重きを置いていた。

そんな中
新しく始めた職場の
2歳年上(当時35歳)の
女性の先輩から

『婚活を始めるなら
早い方が良いですよ。
33歳のうちに参加できるパーティーの数は
多いけれど
34歳になると
数がガクっと減りますよ』


強く強くお達しを受けた。

それでも私は
まだ体力的に始める自信がなく
渋っていたが
先輩は妙にというか
自信を持ってというか
私に婚活を早めるように推してきた。


その先輩は山形県出身で
一年程前(だったと思う)から
婚活の為に上京をしてきた
とのことだった。

この一年
平日は仕事をし
土日は両日とも婚活に参加
(どんなに疲れていてもどちらかは参加)
という生活を送っていたとのこと。

私は人に会うことも疲れてしまうので
凄いと唖然としている私に先輩は

『どんなに気が重くても
婚活も仕事と思って行っていました』

と仰っていた。

さすが
その為に覚悟を持って
上京をされてきただけあるな
と感銘を受けた。

結局その先輩は
地元に帰省していた時に紹介を受け
山形の男性とお付き合いをする事になり
後に先輩も山形に戻られていた。

上京して婚活に勤しんだ経験も
その先輩の人生にとっては
必要な経験だったんだろうと
私は強く感じた。

そして
今でこそ
私の人生にとっても
その先輩のその経験や
そのタイミングでの助言は
必然的だったんだなと
強く思わされることになるとは
その時の私には
知る由もなかった。



私はその先輩の助言から
1月下旬に
今回婚活を決意してから初めて
(正確に言うと
数年前に参加はしたことがあるが)
婚活パーティーへ参加をすることに決めた。



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