ビジネスにおける頭のいい人、悪い人

ビジネスでの頭の良し悪しと学校での頭の良し悪しは少し違う。
では、ビジネスにおいての頭の良し悪しとはどのようなものなのか?

①物事の着目点

物事、つまりビジネスでの課題に対する着目点。
目の前の課題の表面的な部分しか見ていない場合、それは頭の悪い人かもしれない。

売上の低下が課題として挙げられている場合、頭の悪い人は売上にしか着目しない。
課題に対してダイレクトにアプローチする人です。

頭の良い人は売上という課題だけではなく、その課題をWhyで深掘りし、根本、本質的な原因を探りに行く。
このような着目点を持つと、表面的な問題だけでなくいろいろな面から課題にアプローチできるので、幅広い施策を考え、実行することが出来る。

②仮説を持っているか
頭の悪い人は仮説を持たずに働きます。
例えば新規施策を打つ場合でも、自分で仮説を持たずすぐに行動に移してしまう。
すぐに行動に移すことは大切ですが、その前に仮説をしっかり持つことが重要。

仮説を持たないと、全ての行動がゼロからになる。
仮説を立てるとタスクが増えて時間がかかるような感じがするが、結果的に効率がよくなる。

③抽象化思考
簡単に言うと、特徴を掴んで把握する能力

トヨタ / ホンダ / 日産 / ベンツ / BMW
⬇︎
車、車メーカー

のように個別の事、物から共通点を見つける思考の事。
これが出来るとビジネスでの複数の問題から共通の問題点を見つけ出し施策を打つことが出来る。

抽象化は余計な情報を取り除き、問題の本質を見極めることが出来る。

つまり

抽象化思考= 目の前の状況を情報をそぎ落として要約する事

抽象化することで、問題の本質が見えやすくなるだけてはなく、余計な情報をそぎ落とす事で相手に伝えるときも、伝えやすくなる。


これらの3つ以外にも大切な思考方、行動方法がありますが自分が大切だと思ったのは上記3つです。
これらは日常生活から意識出来るので是非意識していきましょう!

参考書籍

内田 和成
仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

細谷 功
「具体⇔抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問 (PHPビジネス新書)

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