北京冬季オリンピック終わって

　昔はオリンピックが終われば、吉田拓郎が歌った「祭りの後の寂しさは」が脳内で流れてきて一抹の淋しさを感じたものだっだが、今はそんなことはない。商業オリンピックと言われて久しい今、昨年の夏の東京が本当に露骨で、ほとんど楽しめなかった。今回の北京は政治とスポーツの関係はさておき、シンプルにまとめたと思う。

　開会式閉会式、実はこれが一番の私の楽しみかもしれない。東京五輪の電通のCMディレクターと北京の世界的に有名なチャンイーモウ映画監督の圧倒的な力の差があった。ビンドゥンドゥン」の可愛い事。東京のキャラクターがどんなんだったかもう思い出せない。笑

　しかし最後になってROCのドーピング問題が勃発、とても残念だ。カミラ・ワリエラ「絶望」の異名を持つ15歳の少女のドーピング疑惑。15歳が一人で何が出来るかと思う。大人の知恵が絡んでいると考えるのが自然である。いつも近くにいる金髪ソバージュヘアのエテナコーチ、この人の指導が物凄いようだ。大人になる前の少女の体の特徴を生かしてここまで作るのかと驚いた。つまり凸凹のない丸太ん棒の身体が回転には容易だという事らしい。ロシアといえば一触即発のウクライナ問題があり気が抜けない。どこかで戦争が始まったら世界中の景気が冷え込む。

　でも日本の選手達はがんばっていたね。カーリンクの女子は癒しで可愛かったし、フィギュアの鍵山君宇野君は良くやった。羽生君が引退しても大丈夫。高木美帆ちゃんは咳をしながら顔色も良くなかったけれど素晴らしい成績。尊敬する。小平奈緒ちゃんも可愛い頃から応援しているけどホント好き。
胸を張って帰ってきてねと思います。

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