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法然と極楽浄土展へ行ってきました。

上野の東博(東京国立博物館)、平成館で行われている「法然と極楽浄土展」へ行ってきました。

仏像が好きなので、東博で行われる特別展はちょくちょく行くのですが今回の法然展は書が多そうなので一旦見送っていました。

……が!
やっぱり気になるし行くか!!!!
と、行ってきました。

結果は大正解!!!
いやーーー良かった!!

法然上人は日本における浄土宗の始祖。
浄土宗はごくごく簡単に言うと、阿弥陀仏を信じて「南無阿弥陀仏」と唱えればOK!という教えの宗派です。
(めちゃくちゃ嚙み砕いているので、正確ではないことはご容赦ください。)

因みに、私の干支は亥。
守り本尊(簡単に言うと守護仏みたいな感じ)は阿弥陀如来様です。
なので、阿弥陀像はやっぱり気になるし、阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩の阿弥陀三尊像もやっぱり惹かれるものが多い訳です。

……あれ?
てことは、浄土宗系の展示多いなら阿弥陀様も結構あったりする……??
と、遅ればせながら気付いて足を運んだ訳です。
(遅い。)

阿弥陀像はあれやこれやと沢山あって、阿弥陀三尊像もあって、阿弥陀三尊の厨子(仏像や仏具を収納するための箱みたいな感じ。)なんかもあって、めちゃくちゃテンションが上がりました。
仏教美術ってやっぱり興味深くて奥深くてたまらんですなぁ……と思うなど。
来迎図の掛け軸もあったし、すごい良かった……。

あとは黒い紙に金墨で書かれた経典?は書いてある内容がわからなくてもとりあえずそれだけで綺麗。
布に絹糸でこまかーーーーーい刺繍によって描かれた掛け軸なんかもあって、圧巻でした。
写真では伝わらない仕事でした。
こういうものを見られるのは本当に貴重な機会だと思います。

そして香川にある法然寺の仏涅槃群像が一部再現として展示されており、撮影OKという贅沢仕様!!
ここ10年くらい?の傾向ですが、こうした展示の一部が撮影OKであることも多くなりました。
貴重な仏教美術品を個人的に撮影させていただけることの有難さよ……。
お釈迦様の入滅の様子を描いた涅槃図は沢山ありますが、立体で表した非常に珍しいもので、嘆き悲しむ弟子たち動物たちが表現されているのが印象的でした。
私が一番気に入ったのは猫。


香川県・法然寺の仏涅槃群像より


うーん、絶妙!!

一部再現とはいえ、やはり空間としては広い場所だと実際にお寺で見るのとでは全く印象が違うのだろうなぁ、と思います。
香川、行ってみたいなぁ。

こちらの特別展は6/9までと会期が残り僅かですが、非常に良い展示だったので気になる方は是非……!!!

では、また。


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