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ひと夏の蝶

よく「ひと夏の経験」とか「恋」なんて言葉を目にしたり、聞いたりしますが…。

私も過去に一度だけ、そんな激しい情熱ホルモンを焦がしていた時期がありました。

暑い季節に出逢い、クリスマスキャロルが聞こえる頃、終わっていました。本当にはや!

顔から体つきなど、全てがドンピシャ~!ドドン!のドストライク。本当に好きな顔でした。

毎日、彼の事ばかりを考えてしまい、空き時間はいつもLINEを開いて既読が付くのを待つとか。
時々送ってくれる画像や仕事のお話とか。
一度だけ、車で迎えに来てくれたこととか。

お察しの通り。
”時々は優しくしといてあげるけれど、キミは一番じゃないよ”って感じが見え隠れしている様な関係でした。

あみんの歌詞の様な「私待つわ。いつまでも待つわ。」なんて程、気は長くない私がクリスマス前にプッツンして、光の速さでエンドを迎えてしまいました。

今、思えば。もう少し能天気にお付き合いしていれば、もう少し長い間、楽しい時間を享受出来ていたのだろうと思います。

いや~。あの頃は若かった(笑)

そして、そんな苦しくもある種の快感と言うか、悦楽を味わえる様な恋なんて、あれ以来していないなあ。今日みたいな気が狂う程の暑さの様な。

あまりにも毎日、熱中症だの脱水症だので救急車やパトカーのサイレンばかりを聞くもんだから、私の脳内、おもひでサイレンまで発動してしまったじゃあ、ありませんか。

ホント。私にとっては最高の人でした。
苦しかったけれど素敵な時間をありがとう。
なんて、思ってやらないんだから(笑)

―薄紅乱れて 真夏の夜の夢々-
by:BUCK-TICK『蜉蝣』より抜粋。

蜉蝣を聴くと思い出すんですよね。歌詞があの頃の私の心境とリンクして。

櫻井さんのテクニックにはやられてしまいますね(/-\*)

今夜はあの艶やかな声を聴いて眠ろうっと。

今夜もお付き合い下さいました方。ありがとうございます(^-^)

寝苦しい毎日ですが、温度調整に気をつけてお休み下さいませ。

それでは、おやすみなさい(´ω` )zzZ

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