人生順不同。49歳シンガーソングライター・デビュー!
昔できなかったことを今やる。
シンガーソングライターとしてデビューした。
49歳。
デビュー!といっても、自分で自分をプロデュース。
つまり自分で勝手に「自分はシンガーソングライターだ!」ということにしたのだ。
そんなこと自分がそう思えばそれでいいのだ。
ライブを企画し、イベントに思い切って申し込み、楽曲発表用にYouTubeチャンネルを開設。DTM&ミュージックビデオ手作り。ホームページ開設。
どれも難しいことではないけれど、閉ざしてきた自分にとっては大きなステップだ。
しかし、はじめからそんなやる気でいたわけではなかった。
発端は1年前。zoomで音楽会を始めた。互いに弾き語りをし合う。
そのうち、その会に参加してくれる人が増えたので、誰でも開催スケジュールを閲覧できるようにしようと思った。
浮かんだのがホームページの制作!
1日でホームページが作れるという有難い解説YouTubeに沿って作り出した。
さて、見出しをどうしよう。
その頃、自分で曲を作って、内輪でこぢんまり弾き語りをしていたので、見出しに勇気を出して「シンガーソングライター」と入力してみた。
無性に恥ずかしくて、ひとりで部屋にいたのに、穴に入りたくなった。
以前、私をそう呼んでくれた人がいたけれど、大げさな誉め言葉だと思って本気にしていなかった。
ホームページのフォーマットは、書き込むところがいっぱいあった。
大きな見出し、自分の写真、あちこち説明書きを作っているうちに、すっかりその気になっていった。
ホームページをそれっぽく作るには、ページに載せる活動も必要だった。
ライブとかイベントとか。ミュージックビデオも必要だと思った。あったらかっこいい。
そんなことに背中を押され、シンガーソングラ活動が動き出した。
その気になったら恐いものが薄れていった。
我に返って、なにがデビューだ、なんて否定しないことにした。
今になって自由を手に入れた自分を守ってあげたい。
破天荒だとしても、自分にとってその道を行くことは別に当たり前に思える。
なにかを出来る時期は人によって違う。
私にもやっとその時が来た。
なんでもっと早く来なかったのか、などと嘆く暇もなくまい進する。
49歳。
新人。
ステージに上がってみたらガチャガチャ。
でもいい。
昔できなかったことを今やる。
人生、若い時にこれやる。年取ったらこれやる。
なんて順番はないのだから。
ジョージ シンガーソングライター
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