汚染水の海洋放出は日米同盟の強化の一環だろう

 8月24日から福島第一原発の汚染水の海洋への放出を行うと、岸田首相が勝手に決めている。

 先だって岸田首相は米国に行き日米韓首脳会議を行っている。その中において、日米同盟の強化は当然のように話し合われ、岸田首相は帰国後すぐに福島第一を訪れ汚染水の海洋放出の日取りを漁業者抜きで東電のアホたちと勝手に決めて、漁業者の人たちには「数十年にわたろうとも全責任持つ」とか、言い放ちたが、本当だろうか。
 ちなみに汚染魚が人の口に入れば、どうなるのだろうか?「ただちに影響は無い」と誰かがむかし言った。
 今回の場合は、一応は処理されてはいるが、汚染水に変わりはない。なぜなら、まず、トリチウムはβ線として残り、除去できない他の核種も残るだ。何しろ、東電はトリチウムの線量を計測するのにγ線測定器でみている。(大笑い)

 さて、トリチウムも含めこれらの放射線は人の身体にどういう影響を与えるのだろうか、海で希釈されるから大丈夫と思われている方は大変おめでたい。例えばトリチウムが身体に入ればDNAが傷つくことなどは明らかになっている。つまり、内部被ばくするということだ。
 そのような汚染水を海洋に放出する目的は放射能の影響を隠蔽するという、むかしからの何もの以外無いと思う。広島・長崎への原爆投下やビキニ環礁、福竜丸事件とキリがない。海洋汚し放題を薦めているのは米国だろう。その米国の犬が日本のドンではないか。




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