もともと、汚染水はだだもれ

 福島第一の汚染水を止める遮水壁には壁だけで底がありません。いわゆる、バケツの底が無いのと同じでしょう。

 水というのは、私も止水工事にも拘わった事がありますから、ある程度はわかるのですが、凄い力なんです。つまり、下方に従って自分で土中に穴を開けて水路を作るのです。従って海側の遮水壁も底を遮蔽しているわけではありませんから、井戸で組み上げても漏れるところは漏れて海中もしくは地下深くに流れるということなのです。
 あっ、そういえば、中越沖地震直後から柏崎刈羽原発の洞道内で働いていた時に、意味不明の水が壁と土間の堺から湧出していて、班長の指示で素手でポリバケツに汲み階段上の乾いたとこに投げていました。いまだに覚えています。


 さて、今回の福島第一の処理汚染水をめぐり、木野さんが説明されていますので、視聴されてみて下さい。


 なんのために処理汚染水を海洋に放出しているのでしょうか、、、今回の放出は日本だけの問題とは限りません。なぜなら、公海にも十分に達するからです。だから、他の国からも批判を受けているのです。
 それなのに、日本側は批判された国に反批判しているのです。おかしくないですか?
 あ~、、もともとおかしい企業がゴミより酷い汚い水を出しているからね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?