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女川原発の地盤沈下と危険性
女川原発は牡鹿半島の北に位置し、2011年3月11日に起きたⅯ9の東日本大震災の震源地に最も近い原発だったわけで、私が震源域のこれを迂闊にも今まで記載しないでいたことで読者の皆さまに誤解を与えていたかも知れない事をお詫びいたします。
つまり、女川原発が1メートルも沈下したのは牡鹿半島全域が地盤沈下したということが報じられていますが。しかし、半島全域が均一にすべて1メートルも沈下したかどうかは今の私にはわかりませんが、女川原発の敷地が1メートルも沈下したのは事実であり、2号機の原子炉建屋に1130カ所のクラックが入った事も事実です。また、剛性が上部で70%で地下3階では25%低下し、地震の影響で曲げやねじりの力に対する、寸法の変化も起きたことを表していると考えられます。
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尚、剛性の種別は上記画像で示していますが、いずれにしろ、原子炉建屋自体が沈下だけではなく、歪んでいる(変形)可能性もあるでしょう。東北電力は3.11から長年かけてこれらを、根本的に修復できないので、上部の耐震補強や地下部分に関しては乾燥収縮などを理由に鋼材を使用し、下請け労働者に被ばく労働させたと考えられます。
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尚、6月に原子力市民委員会が出された下の動画をご覧ください。多々良氏が説明されています。
説明は下記の資料からどうぞ