【MtGパイオニア】ライブラリーアウトのちょっとした解説 Part9 龍星パイオニア&BlackFrog編【青黒LO】

Part1・前回の記事を読んでいない方は是非先にお読み下さい。

→モダンLOの記事です。

~前回のおさらい~

使えそうなカードを片っぱしから詰め込み、とりあえず完成させたリストでロクに検証もせずいきなり大会に持ち込んだ青黒LO。開始直前にカードを入れ替えたりした突貫工事の戦績はいかに!?

というわけで今回は11/4に開催されたドラゴンスター日本橋2号店の龍星パイオニア&11/10に開催されたBlackFrogのパイオニア大会での戦績を書いていきます。

まずは龍星パイオニアでのリストから。前回の記事で貼ったリストから数枚入れ替えています。

Part9-1で使う

さすがにドローソース無しはダメだと気付いたのか、査問長官の枠をそのまま選択に置き換えています。また、直接削るスペルは湖での水難のために数枚削れれば十分なためそこまで不要と感じ、また精神刻みの削る枚数が若干物足りないため解雇、その枠に喪心や衰滅を入れて除去をマシマシにしています。あと寓話の小道が高かったので代わりに沼増やしてます。

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サイドは後半で腐りやすい呪文貫きを真髄の針に入れ替えた後、PW自体を破壊しなければ意味がない(主に3テフェなどの常在能力持ち)事に気づいたのか試合開始5分前に英雄の破滅に変えていました。この人歩行バリスタとかどうするつもりだったんでしょうね(他人事)

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R1 4cサヒーリ ×× 0-2
いきなりトップメタ有力候補デッキと当たる事に。メイン戦は除去も湖での水難もないハンドをキープしてしまい、サヒーリ・ライと守護フェリダーを揃えられて無限コンボ完成により負け。サイド戦は土地のないハンドばかりで2マリスタートし、特に何もできないまま王冠泥棒、オーコによる3/3ビートで殴られて負け。つよいなあ。

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R2 イゼットフェニックス 〇×× 1-2
メイン戦は墓所への乱入を構え続け、ライフゲインしつつ削り切って勝ち。サイド1戦目は1マリスタートし、墓所への乱入も無く氷の中の存在などに殴られて負け。サイド2戦目は墓所への乱入こそないもののトーモッドの墓所で墓地掃除できたことにより順調に削るが、工匠サヒーリのトークンに細かく殴り続けられ負け。残り23枚で盤面に正気減らし、ハンドに強行//突入がありトップで正気減らしを引けば8+8+16=32枚削って勝ちという場面だったが、そんな都合のいい事は起きず負け。敗因はサイド1戦目で工匠サヒーリを見ていたのにサイド2戦目で英雄の破滅を入れなかったガバ。

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R3 ジェスカイコン ×× 0-2
メイン戦、何も記憶が無いがメモにはそう書いてあるので負け。メモを見る限り1点ずつ減っているので、多分僧院の導師の除去スタックに唱えてできた果敢トークンかな?なんかそんな記憶がなくもない。サイド戦は3テフェの着地を許してしまい、何もできなくなって負け。

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ここで身内からドロップが出た事もあり、自身もSE目無し確定のため0-3ドロップ。さすがにこれは検証不足で弱すぎた…
敗因としては、除去コンのような構築をしているくせに打消しもドローソースもロクに積んでいない事。そら対応策無く死んでいくだけよ…また、PWに対しての回答がメインボードには湖での水難くらいしか無く、着地を許してしまったが最後踊るしかできない。

そんなこんなでいきなり0-3スタートしたパイオニアLO。しかしたかが1回の0-3で折れたりはしないのである。

大会参加の数日後、初の禁止改定が発表され、守護フェリダーと豊穣の力線とニッサの誓いが禁止されました。

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無い頭で考えた結果、禁止改定のあおりを受けなかったイゼットフェニックスとネクサスがトップメタに浮上すると予想。週末までの時間で必死に構築を練り、完成したリストがこれだ!

Part9-2で使う

メインボードに漂流自我を積む事で、墓地に落ちると困ったちゃんな孤光のフェニックスや運命のきずなを直接追放する事ができてしまう。他のデッキに対しても、どのカードも脅威ではないという事は存在しない(はず)ため、最低限有効牌っぽそうな1種類のカードを黄泉送りできる。

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ドローソースの改善として、物語への没入の採用。モダン環境では彼方の映像があるため影に隠れていたものの、パイオニア環境であれば実質4マナ4ドローは破格の性能!スフィンクスの後見を置いてから4ドローし、2枚削り+運が良ければループを4回発動させて小宇宙(コスモ)を感じよう!

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土地基盤ではロークスワイン城を採用し、手札枚数分のライフルーズが痛いものの、マナフラ時にグダった状況でもドローを進められるようになった。また、黒マナが足りず除去を1ターンに2回撃てずに負けた経験を踏まえ、黒マナ源の増加にも役立っている。

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除去枠は暴君の嘲笑と喪心が抜け、着地させてしまったPWを後から対処できるように英雄の破滅を採用。やっぱPWは強いから処理しないとダメよ。最悪追加の除去にもなる。

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その他には置くタイミングが難しく手札に抱えられたまま試合の終わる事が多かった正気減らしを抜き、打消し枠として否認と中略を採用。中略をうまく使えば漂流自我が間に合わなかった時も、素出しの孤光のフェニックスや運命のきずなを1度だけなら追放できるぞ!

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神秘を操る者、ジェイスを採用する事により、継続的な2枚削りと1ドローができる。着地後にうまく相手の動きを捌き続けられれば、奥義で一気に7ドローもできてしまう。スフィンクスの後見が盤面にあれば、想像以上の削りが期待できるだろう。

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強行//突入は直接削りとしては十分採用レベルだが、湖での水難や打消し、ドロースペルを構える事が多くなったこの構成では最序盤以外で撃つ場面があまりなく、後半であればスフィンクスの後見によってゴリゴリ削りに行ける状態のためドロースペルに枠を渡すことに。その方が序盤も安定するしね。
任務説明は除去の使い回しにも使えるし、後半であれば物語への没入にも使える。打消しにも使ってもいいし、結局は何に使ってもいい。諜報2を忘れないようにしよう。

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サイドボードは墓地対策がトーモッドの墓所から虚空の力線に。どうせ墓地対策のない初手はキープしたくないからどっちでも変わらないし、土地はそこそこ伸びるから最悪素出しでもなんとかなると予想し投入。全体除去枠として、悲哀まみれと衰滅をハイブリッド。何かと役に立ちそうな真髄の針を再投入。

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そんな感じで理論だけで組み上げられたリストは、またロクに検証もされずBlackFrogでの大会に持ち込まれるのであった…
しかし今回は以前とは違ってかなり自信のある構築!1戦目の相手は誰だ!?イゼットフェニックスか!?運命のきずなか!?それとも赤単?緑黒鱗?なんでもかかってこい!!!!!!



R1 bye
おみせのまわりを、おさんぽしました。


R2 イゼットフェニックス 〇×〇 2-1
来ました仮想敵!これだけ対策をガン積みしている以上は負けられない。
メイン戦は序盤の動きでイゼットフェニックスと読み切り、最速で漂流自我で孤光のフェニックスを追放。残った脅威の氷の中の存在を除去しつつ、スフィンクスの後見と物語への没入でゴリゴリ削るなどして勝ち。

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サイド1戦目、ここで予想外の事態が発生する。サイドインした虚空の力線を初手で出した結果、湖での水難や墓所への乱入、物語への没入が丸々腐ってしまったのだ!!!!!フェニックスを素出しされたりして負け。とんでもない大ガバしたなあ…

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サイド2戦目は虚空の力線をサイドボードに戻し、サイド戦で見えた火想者の研究に対抗するため真髄の針と英雄の破滅を投入。氷の中の存在を対処しているうちにフェニックスを2体墓地に送り込まれた所でトップから墓所への乱入を叩きつけてなかったことに。その後スフィンクスの後見と神秘ジェイスが削り切って勝ち。

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R3 ボロスフェザー 〇〇 2-0
メイン戦は細かく除去しつつ、マーフォークの秘守りが良いブロッカーとなっている隙に漂流自我でフェザーを追放したり、墓所への乱入を計3回唱えてライフゲインしつつ削り切って勝ち。

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サイド戦はありとあらゆるクリーチャーを除去し、墓所への乱入を唱えつつゴリゴリ削っていく。終盤はロークスワイン城でドローを稼ぎ、スフィンクスの後見2枚ある状態で任務説明から物語への没入で4ドローをキメて大量削りに成功し、無事に削り切って勝ち。個人的アツいプレーはライフ3の時に撃った墓所への乱入に対してボロスの魔除けで本体4点、それに対して否認を撃ってライフゲインできた場面。

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3-0!!!!!!!(2-0)


仮想敵をメタってちゃんと勝利したのはえらい。打消し札を増やした事で相手のやりたい事を阻害し、ゲームの主導権を握れた点も〇。
改善点としては、サイドの虚空の力線がイゼットフェニックスに要らない事を考えると運命のきずな専用サイドになりそうなので、何か別のものがあればいいなあと。不敬な遺品はボロスフェザー戦でサイドインしたものの、出す事なく終わってしまったので保留。また、マナベースをあまり考えずに神秘ジェイスを突っ込んだ結果見事に青青青が出ずに困った場面があったため、もう少し青に寄せるか2色土地を増やした方がいいかなあとも。

そんなこんなで久しぶりの勝利の快感に浸っております。また週末にどこかしらでパイオニアの大会があれば行きたい所。

ところでなぜ大会参加した当日にnoteを書いているかというと、禁止改定が翌日にあるのにその後に投稿してもなあ…というのがあります。実際11/4の大会の分は完全に環境が変わった後の投稿になってしまったし。

とはいえ今週末の禁止改定はさすがに無いかな?とは思います。あんまり毎週毎週改定されても困るしね。

そういうわけで今回はここまで。


~おまけ~
BlackFrogに行く前に、某クエストウォークを楽しむため梅田から日本橋まで徒歩で行く計画を立てました。寄り道し過ぎて結構ギリギリに到着したものの、目当てのアイテムを手に入れられたりして満足しています。が…

ドラ

足が限界なので寝ます。こんなに歩くとは思わんかった…


~誤字修正後の追記(兼自分へのメモ)~
神秘ジェイスの1青青青は結構出づらいのでもっと島か青黒土地入れた方が良さげ
とはいえあんまり青に寄せすぎると黒出なくなって妨害札撃てなくなるのでテストプレイなどでしっかり検証すること
ハゾレトなどの破壊不能持ちに対して着地を許した後の対策を考えておく事 現時点でサイドの衰滅くらいしかないので、打消し札余りがちならバウンスでもいいかも?


→Part10ができました。パイオニアです。

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